フリーランスのオフィスに必要なものってどんなもの?種類は?
オフィスはどんな経費になるの?最新情報が知りたい
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- オフィスに必要なもの
- オフィスの種類
- オフィスを借りる際のお金周り
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは見ていきましょう。
フリーランスのオフィスに最低限必要なもの5つ
まずはフリーランスとして活動する際に必ずあったほうがいいものをお伝えしていきます。
フリーランス仕事の業種によって必要なものは変わってきますが、今回は最低限必要なものを挙げていきます。
以下の通りです。
- オフィスチェア・デスク
- パソコン・プリンター・wifi環境
- 名刺
- 携帯電話
- 住所
オフィスチェア・デスク
パソコンを使って作業をする「Webデザイナー」や「エンジニア」「ライター」はパソコンを置くデスクが必須になってきます。
ハンドメイド作品を販売する方は、作業台が必要となってくるでしょう。
またここで最も大事なのがオフィスチェアです。
フリーランスは毎日同じ体勢で作業することになります。
いつも使う椅子だからことこだわる必要があります。
また10万円以下の場合、消耗品費として経費に計上することが可能。
パソコン・プリンター・wifi環境
ハンドメイド作品を販売する方は、ハンドメイド作品を制作のために必要な材料。
商品の写真を撮影するカメラ、パソコン、プリンターなど必要に応じて必須になってきますね。
パソコンも重要でエンジニアなどの方は必須中の必須でしょう。
こちらも10万以下のPC機器であれば消耗品費として、またインターネット環境は通信費として経費に計上可能。
名刺
名刺もあって損はありません。
もはや挨拶の礼儀としてあって、名刺があれば多少信用度も高まりますし、自分のモチベーション向上にも繋がります。
Web上のポートフォリオも名刺の代わりにもなってくれます。
営業活動で直接依頼主と会う機会が多いフリーランサーは、名刺を作ることをおすすめします。
携帯電話
依頼主とのやり取りで使用します。
LINEやスカイプなどの無料通話を希望する依頼主も増えています。
そのため電話ではなく、メールやチャット(チャットワーク)でのやり取りすることも多々あります。
パソコンでも出来ますが、利便性という面では携帯電話が良いでしょう。
逆に固定電話はほとんど使わないと思って大丈夫です。
住所
商品の受け渡しや、秘密保持契約などの契約書を郵送する際に必要となってきます。
自宅で行う場合はもうすでに取得しているかもしれませんが、オフィスを借りる場合は登録必須。
フリーランスのオフィスは自宅か借りるのか
ここで気になるのがフリーランスのオフィスは自宅でするのか借りるのかという問題です。
結論として一番コストがかからないのは自宅です。
現在、フリーランスの多くが自宅で仕事をしています。
理由は固定費が削減出来るからです。
しかし、住所や電話番号などの個人情報が外部にもれてしまう可能性もあります。
ハンドメイド商品の売買など、不特定多数の人と関わるフリーランサーは特に注意必要。
プライベートと仕事の切り替えが難しいことが多々あります。
- 自宅の方がコストが削減出来る
- 自宅はプライバシーの観点で不安
フリーランスのオフィスは経費に出来る
実はフリーランスのオフィスは「地代家賃」という経費で計上出来るんです。
最近では都心部を中心にレンタルオフィスが急増していますが、これらのレンタルオフィスの利用料も対象になります。
また、業務上で車を使って移動しなければならない場合は、駐車場の契約にかかる料金も地代家賃として計上することが出来るのです。
一方でここが注意点なのですが、自宅をオフィスや事務所代わりにしている場合には、全ての家賃を必要経費として計上することは難しいとされています。
「家事按分」というものが必要となります。
※家事按分とは自宅兼事務所の家賃など、ある支出がプライベート用と事業用の双方が混ざったケースは、事業で使用する比率分のみを経費に計上するというもの。
家事按分のポイントは、仕事で利用している1日あたりの時間や、業務で利用している自宅の占有面積の割合などが基準となってきます。
フリーランスのオフィスを借りる時に注意したいポイント3つ
しかしながら、ただ安直にオフィスを借りればいいというものではありません。
ここでフリーランスのオフィスを借りる時に注意したいポイント3つについて押さえておきましょう。
以下の通りです。
- 自宅から通いやすい
- クリエイティブな雰囲気
- コンセントの数と位置
自宅から通いやすい
当然ながら家から通いにくいところにオフィスを借りてしまうと行くことすら億劫になってしまいます。
自分の最寄り駅から1本で通える、または車で30分以内のところで借りるのがおすすめ。
個人差があるので自分が納得できる範囲のところで借りるようにしましょう。
クリエイティブな雰囲気
フリーランスとしてある意味一番大事なのがこのクリエイティブ性ある空間。
対クリエイターに対してサービスをしているわけであるのでオフィスもそれなりのクリエイティブ性あるものにすることが求められます。
衛生面もまたクリエイティブ要素に入ります。
コンセントの数と位置
これはエンジニアやWebデザイナーなどが必要になってくるでしょう。
ベストなポジションにコンセントがないと、延長コードなどで継ぎ足ししていかなければなりません。
見た目も汚くなりますし、やる気もあまり起きてきません。
オフィスを使うならモチベーションを上げたいところです。
新しく普及しつつあるフリーランスのオフィス3選
これからは近年、新しく普及しつつあるフリーランスのオフィスを3つご紹介していきます。
ただ借りるだけではなく、あなたが思っているよりもずっとたくさんの方法でオフィスを利用出来るんです。
- コストが抑えられる「バーチャルオフィス」
- 複数の利用者で共有する「シェアオフィス」
- カフェのようなオープンスペース「コワーキングスペース」
詳しく解説していきます。
コストが抑えられる「バーチャルオフィス」
東京都渋谷区を中心に多く存在する「バーチャルオフィス」。
バーチャルオフィスとは、オフィスとしての実態がないですが、住所・電話・郵便に関して必要な機能を提供するものです。
住所や電話番号を貸し出し、郵便物の受け取りや電話応対など、代行サービスが受けられます。
つまり、オフィスに必要なものの「住所」を補ってくれるわけです。
現実的にオフィスをフリーランスの方は仕事場にするわけではないのため、場所を確認せず契約する方も少なくありません。
バーチャルオフィスのデメリットとしては荷物が届くのが遅い点、場所を確認せずに契約し後からその場所へ行ってみると建物が存在しない、古いなどです。
サービスに応じて違いますが、料金は数千円~数万円が相場です。
複数の利用者で共有する「シェアオフィス」
レンタルオフィスは、業務に必要な椅子や机、文具やシュレッダー、コピー機などの仕事に必要な道具&場所が借りられるものです。
オフィスの住所や電話番号も使用でき、電話代行サービスもあります。自
払い方は月極めでレンタル料を支払います。
20坪〜30坪で約12.800円です。※東京の家賃になります。
しかしデメリットとしては、オプションが多く思っているよりもずっと高くなることです。
カフェのようなオープンスペース「コワーキングスペース」
これは近年かなり急成長しているサービスではないでしょうか?
ネット回線やデスク、会議室、仕事に必要なOA機器を利用者で共有できます。
固定電話の設置や住所登記も対応しており、レンタルオフィスよりも安いのがメリット。
フリーランス初心者の方や出張先などで仕事をする会社員が利用することが多い印象です。
月額会費で約1~2万円、1日のみの利用であれば1,000円~2,000円です。
シェアオフィスのデメリットは、オープンスペースのため機密情報が漏れやすいことが挙げられます。またルールが決められていないのでマナーの悪い利用者がいると騒がしくなる点です。
賢くフリーランスのオフィスを選ぼう!
いかがでしょうか?
今回は「フリーランスのオフィス選びはこれ!パフォーマンスを上げて収入UP」というテーマでお伝えしました。
賢くオフィスを選ぶことでいつも何倍ものパフォーマンスを発揮出来ることは間違いありません。
初心者の方は自宅で作業し、事業が大きくなってきたらオフィスを借りたりレンタルすることをおすすめします。