プログラミングの効率的な始め方知りたい!
プログラミングを始めたいんだけど…始め方がよくわからない…
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- 初心者なら知っておきたい目標設定や具体的な始め方やその後の将来
- プログラミングでけでなく、いろいろな場面で応用が効く学習方法
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
プログラミングの始め方を知る前に!学習の心得を習得しよう
まずプログラミングの始め方を知る前に考えていただきたいのが、学習の心得についてです。
いくら効率的な学習方法を教えてもらったところで、学習の基礎が分かっていないとせっかくの学びが台無しです。
そこで今回は初心者なら覚えておきたい心得を1つご紹介します。
それはインプットとアウトプットの黄金比率に合わせること。
インプットとアウトプットの黄金比率は3:7と言われています。
これが最も効率の良い学習方法です。
これからご紹介する始め方を真似しながら是非この黄金比率を意識しながら学習してみてください。
また、プログラミング学習する際の心得をまとめた記事があるので興味がある方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
では早速始め方の解説に参ります。
7つのステップをまとめると以下のようになります。
- 目標を決める
- パソコンを選ぶ(mac)
- プログラミング言語を選ぶ
- 本・参考書を買う
- エディタを決める
- 基礎学習をする
- 簡単なものを作る
1つ1つ解説していきます。
【プログラミング学習の始め方】1. 目標を決める
プログラミングの初め方として押さえておきたいことの1つ目は、目的を明確化することです。
目標を決めると言っても、初めは2択に絞りましょう。
それは「Webサービスを作る」or「スマホアプリを作る」を選ぶこと。
プログラミングで作れるものは、パソコンにインストールして動作する「Excel」や「Word」のようなものから、Webサイト上で動作するもの、スマホで動くものなど色々です。
まとめると次のようなイメージになります。
Webアプリ・Webサービス | Webサーバーで動作するアプリで、Webに接続できる環境さえあれば利用することが出来ます。 パソコンで使う際のFacebookやTwitter、Googleなどはすべてこれに当たります。 WebアプリもWebサービスも呼び方が異なるだけでほぼ同じです。 |
デスクトップアプリ | パソコンで動作するアプリのことで、Webアプリのように外部に公開せず、パソコンにログインしたユーザーが利用できるものを指します。 「Excel」・「Word」などがこれに当たります。 |
スマホアプリ | AndroidやiOSで動作するアプリで、スマホなどの携帯端末にインストールすることで利用することが出来ます。 みなさんが普段スマホで使っているアプリそのもののことを指します。 |
たくさんプログラミングで作れるものを挙げましたが、初心者は必ず「Webアプリ・Webサービス」もしくは「スマホアプリ」を選びましょう。
理由は4つあります。
- 稼ぎやすい
- みんな使っていて親しみがある
- 直感的に想像しやすい
- 公開して使ってもらいやすい
Webアプリとスマホアプリは比較的作りやすく、他の人にも使ってもらいやすいです。
また現在の開発の主流なので、仕事などにも直結しやすいのが特徴です。
特に1つ目の「稼ぎやすい」ということが目的としては合っているのではないかと思います。
僕もwebサービスの構築を仕事として頑張っているけど、やはり高単価で稼ぎやすいね。
自分が本当に何を作りたいのか明確にしていくことが大切です。
【プログラミング学習の始め方】2. パソコンを選ぶ(macがおすすめ)
完全な初心者からのよくある質問で「パソコンはどうしたら良いですか?」とかなり聞かれます。
結論、貯金が大丈夫であればMacbook Airの13インチを買いましょう。
コスパの高い良い買い物になること間違いなしです。
感想ですが、約2〜3年は使えますし、エンジニアを目指すのであれば、強力なパートナーになってくれるはず。
Macbook Airの13インチをおすすめする理由
プログラミングならMacが定番です。
そしてその中でも「Airの13インチ」がおすすめな理由は以下の通り。
- プログラミング系のアプリが充実している
- 直感的に操作できるため、生産性が上がる
- スペックが十分に高く、画面サイズもちょうど良い
- 持ち運びに便利です
- 値段が大幅に値下げされた【¥104,800(税抜)〜】
なお、Windowsでもプログラミングは出来ます。
貯金に余裕がない場合は今使っているパソコンでOKです。
【プログラミング学習の始め方】3. プログラミング言語を選ぶ
続いてはプログラミング言語を選ぶこと。
ここがプログラミングをこれから勉強していくうえで大きな岐路となるので慎重に考えていきたいところです。
おすすめのプログラミング言語をご紹介していきます。
Java
世界でも不動の人気を誇るプログラミング言語になります。
言語の難易度はやや高めですが、しっかりしたプログラミングスキルを身につけたいならおすすめでしょう。
PHP
Webアプリ向け言語で初心者でも理解しやすいのが特徴です。
手軽にアプリを作れるというのも魅力のひとつでしょう。
Ruby
日本製のプログラミング言語でユーザーも多いのが特徴です。
PHP同様に理解しやすいプログラミングができるのも魅力です。
かなりおすすめ。
Python
海外で人気のプログラミング言語で、ソースコードの書きやすさで定評のある言語になります。
「Python」は、今最も熱い言語でAIの分野で活躍されています。
そのため、このプログラミング言語をやっておいて損はないでしょう。
Swift
iPhoneやiPad向けのアプリ開発に必要な言語になります。
プログラミングで、IOSやAndroidのアプリを作りたい方は、こちらの言語は必須です。
プログラミング言語 | Webアプリ(Webサービス) | スマホ(Android) | スマホ(iOS) |
---|---|---|---|
Java | ○ | ○ | |
PHP | ○ | ||
Ruby | ○ | ||
Python | ○ | ||
Swift | ○ |
詳しいプログラミングの言語はこちらの記事を参考にしてみてください。
【プログラミング学習の始め方】4. 本・参考書を買う
言語と作りたいものがなんとなくでもイメージ出来たら、本を買いに行きましょう。
Web上にもたくさん情報がありますが、本を買ったほうが良いです。
理由は以下の2つ。
- 人間はお金を払った分しか学べない心理状態に陥るから
- 本は有料のため著者も真剣に書いているから
小さいお金を節約するよりも、自腹でお金を払って自分にプレッシャーをかけたほうが結果的に効率が良いことは間違いありません。
プログラミング本の正しい選び方
教えてくれる方がいるのであれば、基礎からしっかりと学べるタイプの本を選ぶことをおすすめします。
時間はかかるかもしれないが、結果的に力が付くはずです。
もしあなたに教えてくれる方がいなければ、次の基準で選びましょう
- 簡単そうな本
- 自分が作りたいと思ったアプリに似ているものが作れる本
この条件で本を買っていきましょう。
最初は簡単な本を買っていった方が挫折しなくて済みます。
【プログラミング学習の始め方】5. 基礎学習をする
では早速基礎学習を始めていきましょう。
基礎学習は何事にも重要です。
この基礎の部分を怠ると、成果は生まれづらくなります。
基礎学習では特に冒頭でも言ったインプットとアウトプットの比率を意識してください。
そもそもプログラミングとは?
プログラミングとは、人がコンピューターに分かりやすい形で仕事を与えるということです。
それを伝えるのがプログラミングの言語になるわけです。
お願いをコンピューターが分かる言葉で「形」することです。
プログラミングは「もっとこうだったらいいのに」や「こんな機能が欲しい!」というお願いを叶えることを可能にする行為です。
例を挙げてみましょう。
日常、僕たちが使っている「Facebook」や「LINE」などのアプリも、「もっと手軽に友達と体験を共有したい!」とか、「もっと簡単に連絡を取り合いたい!」という思いから、プログラミングを使って実現したものになります。
「Progate」「ドットインストール」を勉強する
基礎学習するサイトは以下の2つで十分です。
「Progate」「Dotinstall(ドットインストール)」とは、一定の学習までは無料で出来るようなサービスになります。
これを自分が勉強したいプログラミング言語からやっていくことで「脱初心者」にはなります。
今はまだ「何をすればいいのか分からない…」状態ですがこの「Progate」「Dotinstall(ドットインストール)」をすることで、「なんとなくわかる」レベルまで達します。
どの言語をどの順番で学習すれば良いのか
これに関して順番はなんでもいいのですが、一応学習ルートを書いておきます。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- PHP
- WordPress
まずはHTMLからスタートするのが大切です。
【プログラミング学習の始め方】6. エディタを決める
続いてはエディタを決めるを決めることです。
つまりは、環境構築です。
エディタとは、プログラミングのコードを書きあげる用紙のようなものです。
Webとソフトウェアの開発者はコードの変換や「HTML、CSS、JavaScript」等のプログラミング言語を使い、最初からファイルを作るために「テキストエディタ」というものを使っていきます。
個人的におすすめなプログラミングエディタは「atom」
詳しいエディタの詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
【プログラミング学習の始め方】7. 簡単なサイト・アプリを作る
最後のスッテプは簡単なものを作ってみること。
ある程度、このレベルまで達することができれば、あとは「エディタ」を使って実践していきましょう。
始め方3つ目の「Progate」「ドットインストール」を勉強するというところで基礎を覚えたはずです。
そこからレベルを上げて、応用に移りましょう。
方法は簡単です。
実際にあるサイト・アプリを真似して作ってみる。
これだけです。
Twitterやメルカリなどのクローンを作りましょう。
※ただし、コードを真似(コピー)してはいけません。
自分で自らコードを打つことに意味があります。
最初から作る理由
これはProgate」「ドットインストール」では学べなかった応用のスキルが圧倒的に身に付くからです。
本番は自分スキル1つで稼いで行かなければなりません。
本番と同じような環境下で学ぶことで、アウトプットの量も増えてきます。
是非この自分で作る作業を増やしてみて下さい。
プログラミング学習の効果的な始め方はまずはチャレンジすること!
いかがだったでしょうか?
今回は「プログラミング学習の始め方!初心者ならやるべき7つのステップ 」というテーマでお伝えしました。
プログラミングの始め方を長々と話してきましたが、実際はチャレンジすることが大切。
大体、この記事を最後まで読んで行動に移す人はほんとわずか。1%ほど。
ここで勝負は決まります。
行動だけで勝ち組になるか負け組になるか。
プログラミングは、やってみないと分からないことが多いです。
僕も調べただけではわからないことが多かったですが、やってみると意外にも理解できます。
是非積極的にチャレンジしてみてください。