フリーランスWebデザイナーの年収ってぶっちゃけどのくらいなの?
webデザイナーとして稼ぐにはどうしたらいいのかな
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- フリーランスWebデザイナーの年収
- フリーランスWebデザイナーとして確実に稼ぐための6つの方法
- Webデザイナーの需要とその将来性
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
大きく分けてこの3つです。それでは見ていきましょう。
フリーランスWebデザイナーの平均年収はいくら?
結論としてフリーランスWebデザイナーの平均年収は、一般的に約300万円と言われています。
その一方で会社員の年収は、Web制作会社の場合だと約380万円、デザイン会社の場合約350万円~、広告代理店で約450万円~、人材派遣社員で約440万円~となっています。(このデータは平均年収.jpより参照しています。)
みなさんはこの数字をどのように受け止めますか?
フリーランスとして働く場合、保険などを考慮しなければならないためフリーランスのWebデザイナーとして生計を立てていくのであれば、会社員のデザイナー以上の年収を叩き出していきたいところではあります。
Webデザイナーの需要と将来性
DODA社の転職市場予測2020上半期によると、「Webクリエイター」という範囲にはなりますが、緩やかに増加傾向にあると予想しています。
これから言えることは「Webデザイナー」という括りだけで需要を見ると、「Webデザイナー」の将来性を間違って解釈してしまうかもしれないということです。
お客様が求めているのは「Webサイトの制作」だけでなくてWebサイトによって「何を達成できるのか」ということです。
お客様のニーズに合わせてしっかりと成果を出すことがより重要となってきている。
ただ作るだけの人の需要は高くない
当然のことながら、受託開発やフリーランスとして「部分的な」仕事をすることはありますが、近年需要が急増しているのは本質的な成果を出すことが出来るスキルです。
Webデザイナーに需要と将来性があるのは間違いないですが、昔ながらの業務範囲となってしまいただ作業するだけの「作るだけの人」としての需要はそれほど高くありません。
単純な仕事をするのではなく、その需要の中に秘められている「ニーズ」は何なのかを逐一確かめながら、フリーランスWebデザイナーとしての将来設計に活かしていくべきでしょう。
フリーランスと会社勤めWebデザイナーの年収の違い
これは冒頭でもお伝えしましたが、フリーランスWebデザイナーの年収は約300万円、会社勤めWebデザイナーの場合は約350万円となります。
会社に勤めているウェブデザイナーの場合、基本的には固定給。
つまり比較的収入が安定しており、フリーランスと比べて仕事の出来高によって給与に差が出ないのがメリットともとれるでしょう。
しかし、仕事が出来るのに会社に勤めていると、いくらスキルがあったとしても年収がなかなか上がりません。
一方で、フリーランスとして独立した場合は自分の能力(スキル)が年収に応じてほぼ直結します。
そのため、仕事が出来る人の場合は会社勤めWebデザイナーよりも大幅に年収が上がることが期待出来ます!
フリーランスWebデザイナー未経験から仕事を獲得する6つのステップ
会社員の平均年収(350万円)以上を目指したいとは言うものの、フリーランス当初からその年収を得るのはなかなか厳しいものがあるでしょう。
そのため今回は、フリーランスWebデザイナーとして羽ばたきたいけど自信がない人のために仕事を獲得するための6つのステップをご紹介していきます。
- ポートフォリオで自分が出来ることをアピールしよう
- ブログやSNSなどを活用し情報を発信しよう
- 初めは低単価で実績を重ねていく
- 慣れてきたらエージェントを利用しよう
- 交流会に積極的に参加しよう
- 違うソフトや他の言語に挑戦して差別化を図ろう
1. ポートフォリオで自分が出来ることをアピールしよう
在宅Webデザイナーが収入を得られるようになるには、最初に自らの存在をアピールしないといけません。
自分がここにいてどのくらいのスキルを持っているのか相手に知らさなければならないからです。
そのためには、まずポートフォリオを作成することが大切です。
ポートフォリオがあれば、自分の実力を証明することが可能です。
また、ポートフォリオを作ることである程度の成果物を作ることの勉強にもなりますので非常におすすめです。
2. ブログやSNSなどを活用し情報を発信しよう
制作実績が仮に無かったとしてもスキルをアピールする方法があります。
それは今までの仕事で得た知識・スキル、仕事に対する価値観、考えをブログやSNSを通して発信することです。
フリーランスとして実績が無い場合は、発信する情報から仕事を依頼してくれるクライアントが見つかるかもしれません。
3. 初めはクラウドソーシングの低単価な仕事で実績を重ねていく
続いては、初めは低単価で実績を重ねていくということです。
またクラウドソーシングはネット上に案件がたくさん転がっているため初心者にはうってつけです。
どんなにスキルがあっても、実績が少ないと仕事の依頼を受けることが非常に困難です。
そのため、低単価でも実績を重ねていくことが大切です。
初めは友達や知り合いに「無料でいいからサイトをデザインまたは作らせてくれない?」とお願いするのも1つの方法でしょう。
制作実績を充実させるまでは、時にはこのことが投資だと割り切りの仕事していくことが必要かもしれません。
4. 慣れてきたらエージェントを利用しよう
慣れてきたら、クラウドソーシングよりも高単価の仕事を受注できるエージェント(案件紹介サービス)を利用しましょう。
これが4つ目のステップです。
レバテックフリーランスやギークスジョブなど現在ではたくさんのエージェントがあります。
エージェントに登録すると、デザイナーのスキルや希望に応じた案件を紹介してくれる場合や豊富な案件を持っていたりと色々なメリットがあるため、ぜひ積極的に利用してみてください。
個人で交渉が難しい大手企業などの案件などが多々見つかります。
スキルが高ければよりその可能性は高まります。
5. 交流会に積極的に参加しよう
仕事を依頼してもらうためには、たくさんのクライアント候補と出会うことが重要です。
積極的に交流会に参加し、横のつながり築きましょう。
Webデザイナーであることや専門分野をしっかり名刺に記載しておくことで、後になって仕事が舞い込んでくる可能性も大いにあります。
クライアントとの出会いももちろんですが、同じフリーランスのWebデザイナーとの交流を深めることも大切です。
お互いに仲を深めておくことで、仕事の情報共有がスムーズになります。
6. 違うソフトや他の言語に挑戦して差別化を図ろう
最後のステップは違うソフトや他の言語に挑戦して差別化を図ることです。
みんなと同じことをしていてはなにも始まりません。
Webデザイナーが主に使うソフトとしてはphotoshopやillustratorが主流でしょう。
もちろん、photoshopやillustratorだけで、デザインを補えればいいですが、積極的によりほかのソフトを使うことによって詳細にこだわれる可能性が高まります。
また、HTML/CSS/JavaScriptなどのプログラミング言語ができれば、Webデザイナーとしてかなり重宝されること間違いなしです。
興味のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。
どのくらいでフリーランスWebデザイナーとして独立したらいいのか
フリーランスWebデザイナーとして独立する目安は結論として実務経験をある程度積んだ上で他の人よりも吐出したスキルがある場合です。
フリーランスとして独立して働く場合、労働基準法が適用になりません。
基本給が保障されないですし、休みも自分で調節して作らなければいけないため、あまりにも稼げない場合は休みなくクライアント、仕事を探し続けることになります。
フリーランスWebデザイナーとして独立する場合は、高いウェブデザインのスキルを身につけていることは当然のことながら、営業力やコミュニケーション能力に加えて、トレンドに対応できる情報収集能力や提案力も必要です。
つまり、単純にWebデザインが出来るだけでは会社勤めの時より稼ぐことが難しいと言えます。
これらの能力を効率的に養うにはある程度の実務経験が鍵となってくるわけです。
フリーランスWebデザイナーの年収を理解して自由に楽しもう!
いかがだったでしょうか?
今回はフリーランスWebデザイナーの年収を解説しつつ、効率的に稼ぐための6つのステップを詳しくご紹介しました!
フリーランスとして確実に稼ぐためにはスキルとそのアピールが必要です。
アピールはポートフォリオやブログなどで構いません。
クライアントの立場になって仕事を振りたくなるような行動をしていければいいですね。