javaってプログラミング言語だけど、どんな特徴があるの?
javaの実践的な問題がみたい!練習方法も気になる。
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- javaというプログラミング言語とはなにか、特徴
- javaの将来性・動向
- javaのプログラミング練習方法
- javaが学べるおすすめプログラミングスクール
- javaが学べるプログラミングのおすすめ本
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
javaを理解する前に知っておきたい!そもそもプログラミングとは?
そもそもプログラミングとは、人間がコンピュータへ行わせる仕事や処理を記述し命令すること。
コンピュータ自身は意思を持たないので、人間のようには動作しません。そのため人間からの指示がないと、意図した通りに動作できません。
※最近ではAIなどの技術発展が進んでいるため、一部例外もあります。
そんなコンピュータが指示を解釈するには、「機械語」と呼ばれる専用の言葉で命令を伝える必要があります。
しかしこの「機械語」は0と1が羅列されたような形式で、人間が理解するには非常に難解です。
そこで出てくるのがプログラミング言語です。
プログラミング言語は、人間が使う自然言語により近いので、人間でも理解しやすく、システム開発を簡単にしています。
javaというプログラミング言語とは?【初心者必見】
Javaは、プログラミング言語の1つで世界的にもシェアが高く、求人も多い人気の言語です。
今ある会社でもJavaで開発されたシステム・製品が多くあります。
あなた知らないうちに、あなたの生活がJavaに支えられているのです。
javaで作られているサービス
javaで作られているサービスは非常に様々です。
- Androidアプリ
- Minecraft
- レジ
- ATM…etc.
javaプログラミングの特徴
Javaが人気あり続ける理由としては、大きく3つの特徴があるとされています。
まとめると以下の通り。
- プログラミング自体が比較的整っている
- オブジェクト指向
- プラットフォームに依存しない
プログラミング自体が比較的整っている
Javaはプログラミング言語としては、基本的な文法が採用されています。
プログラミング自体が理解しやすく読みやすいことは、プログラミングとして極めて大切です。
チームで開発する場合は、特に後から別のメンバーがプログラムを見たときにわかりやすいことが重要です。
これによって、プログラムの不具合や改修失敗を防止できるというわけです。
オブジェクト指向
オブジェクト指向とは、簡単にいうと人や物に着目してプログラムする考え方のこと。
ではなぜ、オブジェクト指向プログラミングができると、人気なプログラミング言語になれるのでしょうか。
これは結論、大規模な開発に適しているため。
Javaが正式に登場したのは1996年です。
プログラミング言語の中では比較的新しい後発言語。
それまで存在していた既存のプログラミング言語は、コンピュータへ指示を与える順序や手続きに着目して開発していましたが、javaは大規模な開発に適していた言語だったので、今では非常に人気となったわけです。
プラットフォームに依存しない
javaがプラットフォームに依存しません。
プラットフォームに依存しないというのは、つまりプログラムを実行する環境を選ばないということになります。
Javaで開発されたプログラムはどこでも同じように動作できるということです。
Javaの有名なスローガンに以下のような言葉あります。
Write once, run anywhere
引用:java
これはつまり、一度プログラムを書けば、どのコンピューターでも動くということです。
javaプログラミングの将来性・動向
javaプログラミングの将来性・動向については需要状況でわかるはずです。
現在のそのJavaの需要は、大きく分けて3つの領域に分けることができます。
- クライアントサイド
- サーバーサイド
- スマホアプリサイド
1つ1つ解説していきます。
クライアントサイドの需要
Javaは高い需要がありますが、クライアントサイドにおいてはあまり需要がないのが現状です。
これは、クライアント型のアプリケーション自体の需要が減少していることが原因として考えられます。
サーバサイドの需要
サーバサイドにおいては、中規模の企業から大企業まで高い需要があります。
そのため、Javaエンジニアが活躍できる場は数多くあるでしょう。
スマホアプリサイドの需要
スマートフォンの「OS」は「Android」と「iOS」が大半を占めていますが、iOSの需要が高いのは日本のみです。
世界的規模では「Android」の需要が過半数を占めています。
そのためAndroidアプリの開発にはJavaが最も多く使用されており、Androidアプリを開発できるJavaエンジニアの需要は高いと言えるでしょう。
javaプログラミングの開発環境構築
ここからはより深堀って javaのことを解説していきます。
Javaプログラミングを行うために、必要なコンピュータのセットアップを行います。
プログラム開発をするために導入が必要なソフトウェアは、たくさんあります。
代表的なソフトウェアは以下の通りです。
- テキストエディタ
- コンパイラ
- 仮想環境..etc.
これらを個別にひとつずつ導入することも可能ですが、導入難易度が高く、開発効率も悪くなってしまいます。
そのためこれらをひとつに統合したソフトウェアがあります。
これが「統合開発環境」です。
英語では「Integrated Development Environment」をとなり、その頭文字をとって「IDE」とも呼ばれます。
おすすめは、無料で入手できる「Eclipse(イクリプス)」。
javaのプログラミング練習方法【入門】
javaのプログラミング練習方法として一番効率的なのは、やはり問題を何度も繰り返すことです。
javaは能力認定試験や資格があったり、実務経験で使うための勉強などjavaを学習する目的は様々です。
しかし、共通していえるのはアウトプットが中心の勉強をすることでかなり早い段階でjavaの基礎が身につきます。
勉強になるjavaの演習問題
勉強になるjavaの演習問題は以下の通り。
- アルゴリズム系:【初心者向けトレーニング】Javaの演習問題:アルゴリズム編
- 構文系:【初心者向けトレーニング】Javaの演習問題:構文編
- 知識系:【入門者向けトレーニング】Javaの練習問題:知識編
- オブジェクト系:【入門者向け】Java演習問題:オブジェクト指向編
是非トライしてみて下さい。
javaが学べるおすすめプログラミングスクール4選
ここではjavaが学べるおすすめプログラミングスクール4選ご紹介します。
javaは難易度としては比較的難しいので、独学には限界があります。そのためプログラミングスクールで確実に学習するのがおすすめ。
まとめると以下の通りです。
- ウズウズカレッジ Javaプログラミングコース
- GEEK JOB
- TechAchademy
- 侍エンジニア塾
1つ1つ解説します。
1. 教育のプロが担当「ウズウズカレッジ Javaプログラミングコース」
Javaに特化した完全個別オンラインスクールウズウズカレッジというものに頼ってみるのも1つです。
ウズウズカレッジではこれまで1万8千人以上の20代の若者に向けて就職支援を提供しています。
そのため、どのような対策を行えば就職成功に導くことができるのかを熟知しています。
また講師も「教育のプロ」が担当します。
2. 就職支援まで無料で受けられる「GEEK JOB」
こちらのプログラミングスクールは、プログラミング学習から就職支援まで一貫して無料で受けられるのが特徴。
受講生の方にはコスト面での負担がないので、未経験、初心者の方でも通いやすいスクールとなっています。
また就職という同じ目標を持った受講生との交流の機会も多いので、モチベーションも上がりやすいでしょう。
3. 現役エンジニアがサポートしてくれる「TechAchademy」
こちらのプログラミングスクールは、オンライン完結型の教室になります。
独自のカリキュラムで講座開講されていて、場所と時間を選ばずに自分のペースで学習できるのが大きな魅力です。
現役のプログラマーとのメンタリングを行うこともできて、一人での学習が続くか心配な方にも安心なシステムでしょう。
詳しくは「テックアカデミー(TechAcademy)の評判は?特徴から料金まで」の記事をチェック!
4. オーダーメイドのカリキュラムで学習できる「侍エンジニア塾」
こちらのプログラミングスクールは、オンラインでマンツーマンの指導を行っている教室です。
そのため一人一人の目標にあわせて、オーダーメイドのカリキュラムを作成する点が大きな魅力でしょう。
フリーランスの育成に定評があるプログラミングスクールでもあり、本当の未経験者が基礎学習からスタートして自ら仕事を獲得できるレベルまで達しやすいのも特徴です。
より詳しいおすすめのプログラミングスクールは「プログラミングスクールのおすすめ7選!特徴を徹底比較【2024年最新】」の記事をチェック!
javaが学べるプログラミングのおすすめ本2選【未経験OK】
ここではjavaが学べるプログラミングのおすすめ本を2冊ご紹介します。
本はネットで勉強している際に、補助的な役割として利用するのがおすすめです。
1. 基礎から実践的な学習までサポート「独習Java」
人気の「独習」シリーズで、Javaを学習できます。
多くのエンジニアが、このシリーズにお世話になっているはずです。
- 解説
- 例題
- 理解度チェック
以上の3ステップで、基本的な仕様から実践的な内容まで理解できます。
価格は¥2,950。
2. つまずきやすい所がわかる「新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説」
Javaを学ぶ上でオブジェクト指向は避けられないでしょう。
プログラミング言語を問わず、オブジェクト指向は抽象的な概念なため、初心者にとっては大きな学習のハードルです。
この本は、Javaを使ってオブジェクト指向を学ぶために非常に有効です。
価格は¥2,950。
javaというプログラミング言語を理解して学習を始めよう!
いかがだったでしょうか?
「javaというプログラミング言語とは?基礎知識から練習方法まで」というテーマでお伝えしました。
javaはプログラミング自体が比較的整っていたり、オブジェクト指向であったり、プラットフォームに依存しないなどの特徴があります。
理系の方であったら触れることも多いjavaですが、文系の方はあまり馴染みがないのも現状でしょう。
しかし今では世界的に見ても非常に有名なプログラミング言語となっています。
プログラミングを語る上では、javaは欠かせない言語となって来つつあるということでしょう。