今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- 海外でフリーランスをする場合の手続きが詳しく分かる
- 海外で活動する上でのメリット&デメリット
- フリーランスをするならおすすめの国
それでは見ていきましょう。
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フリーランスとして海外移住する前に知っておくべきこと
フリーランスとして日本で、活動しているのであれば1度は考えたことがある海外でのフリーランスという働き方。
海外ノマドワークやフリーランスという働き方が、1つのオプションとして少しずつ浸透してきているのもまた事実。
環境にとらわれずどこでも仕事可能という大きな特徴は、日本にこだわって働く必要がないということでもありますよね。
ですが海外では必ずしも日本と同じような手続きをしていればいいものでもありません。
しっかりと海外で活動する前に知識を蓄えておきましょう。
一定期間フリーランスとして海外で活動するならビザが必要
日本以外の国で働くために一番重要となってくる手続きがビザ。
その国で働くことが出来る証明をしなければなりません。
海外と言うものの、「どんな国に行ってどのような仕事をするのか」によって必要なビザ異なってきます。
とりあえず観光ビザやノービザの短期滞在で行ってから考えればいいかあと思っているうちに、仕事をしていて違法就労の状態になってしまっていることが一番危険です。
これは犯罪になってしまっています。
最悪の場合、強制送還や罰金などのペナルティーもあります。
仕事を目的にするのであれば、最初からしっかりと適正なビザを取っていくことをおすすめします。
ビザの取得は自分でも取ることが可能ですが、ビジネスが出来るビザとなるとかなりの手間が掛かるため、ちゃんとした会社に依頼するのが理想です。
現地に友人がいればその人に頼むのもアリです。
フリーランスで活動する場合の各国のビザ
それでは各国のビザの種類や条件について見ていきましょう。
国 | ビザの種類 | 条件・注意点 | |
---|---|---|---|
アメリカ | フリーランスの就労ビザはない | エージェントや会社がビザのスポンサーになる必要あり | |
イギリス | HSMPビザ | 学歴・過去の年収・資格/免許・就労年数など | |
フランス | フリーランスビザ | 健康保険、国民年金の支払いをする必要あり | |
ドイツ | フリーランスビザ | 資金計画書・収入見込書・履歴書の書類 | |
中国 | フリーランスビザなし | 現地会社に所属し、就労ビザを取得する必要あり |
このような感じで各国のビザは複雑なので実際にエージェント会社に相談してみることをおすすめします。
フリーランスとして海外で1年以上住み、非居住者の場合は納税(税金)義務が変わる
海外への滞在期間が1年未満の場合には日本では通常、居住者扱いになるため日本に住んでいる場合の納税ルールに準ずることになります。
また現地で税金を支払う条件に該当する場合は、現地の税金ルールにも従う必要があります。
そして1年以上海外に住んでいて非居住者である場合には、その仕事がどこの国の仕事かによって日本での納税義務は変わってきます。
日本に拠点を持って仕事をする場合は、その仕事の受注金額に対して日本での確定申告と納税が必須です。
海外の会社から海外の仕事を受けた場合は、その会社や業務が属する国での税金ルールに従った納税が必要になってきます。
滞在日数で居住者かどうか判断しない
居住者かどうかという判断基準ですが、滞在日数のみによって判断するものではないことを覚えておきましょう。
外国に1年の半分以上住んでいたり、居住地を数カ国に渡って移動したりする場合にも、その人の生活本拠地が日本にあれば居住者とみなされることが多々あります。
詳しくは国税庁のサイトをご覧ください。
フリーランスとして海外で働く場合の案件事情
海外でフリーランス案件を探すには、最初に日本企業からのフリーランス案件を探すことが得策でしょう。
これまでに仕事をもらった企業や、日本のフリーランス募集サイトで案件を探したりすることが可能です。
また滞在している国にある、日本人や日本企業が集まるセミナーや会に出席するのも1つの方法です。
フリーランスとして、ある程度の収入を日本の仕事で見込めるようになってから現地の案件を少しずつ増やしていくのが理想的です。
海外用に英語、または自分の行きたい国の言葉でまとめることが必須です。
フリーランスで海外旅行するのは経費にならない
ここで気を付けておきたいのはフリーランスで海外旅行するのは経費に入らないということです。
従業員がいない個人事業主、いわゆるフリーランスの場合は慰安・福利厚生目的の旅行代は経費になりません。
慰安や福利厚生というものは「従業員」に対するものとされており、事業主に対する慰安や福利厚生という考え方はありません。
海外出張の場合は経費になる
しかし、海外出張の場合は経費になります。
海外出張の場合は仕事が目的となるため、経費として計上することが可能です。
しっかりと領収書をとっておけば心配ありません。
出張と旅行の違いを十分に理解しておきましょう。
フリーランスとして海外で活動するメリット&デメリット
フリーランスとして海外で暮らすことはある程度覚悟が必要でしょう。
そのため今回は私が思うメリット&デメリットをまとめました。
フリーランスとして海外で活動するメリットは2つあります。以下の通りです。
- 価値観が変わる
- 著名な人たちに会える
メリット:価値観が変わる
フリーランスという職業は自分の生活全てがビジネスチャンスにもなりますし、自分の周りで起きている事も「経営側」という視点で考えるようになりますが、海外で暮らし方がよりその考えが強くなります。
これは単なる例ですが、アルバイトを経験した方はその人にしかわからない考えを持つことが出来ます。
これと似ていて海外経験も大切な価値観をなります。
メリット:著名な人たちに会える
常に出会うタイプの人間が異なり、とても刺激的になります。
フリーランスなどは自分から案件を取らなければならないため、行動量も必然的に多くなります。
ましてや海外に行くだけでも人と会うことが多くなります。
人と沢山あることで一種のコネのようなものが出来るのもメリットですね。
またデメリットは1つ。
ある程度語学勉強が必要
デメリット:ある程度語学勉強が必要
デメリットは1つだけで、ある程度語学勉強が必要だということです。
このような疑問もあるかと思いますが、実は間違いです。
フリーランスとして海外生活をすると仕事に手一杯で、語学を勉強する時間が確保出来ません。
予め行く先の国の言語を勉強しておくことをおすすめします。
フリーランスとして海外で暮らすならアジアがおすすめ
近年、アジアはフリーランスの間で注目を集めています。
ある調査によると、アジア諸国の多くはクラウドソーシングで得られるフリーランスの平均報酬が平均賃金を上回っているとされています。
インドネシアやインドでは、クラウドソーシングで平均賃金の10倍以上を稼ぐフリーランス・デザイナーも多々存在します。
またアジア諸国のなかでも、シンガポールなどビジネス先進国では、フリーランスが働きやすい環境も普及してきています。
様々なコワーキングスペースが普及しており、フリーランスにたくさんn選択肢を提供しています。
アジア諸国は英語が公用語の国も多いのも嬉しいポイントです!
アジア諸国は物価も安く、相対的に所得が高くなりますよ。
海外でフリーランスを楽しもう!
いかがでしょうか?
今回は「【決定版】フリーランスとして海外移住する前に知っておくべきこと!」というテーマでお伝えしました。
フリーランスで活躍するにはそれなりの努力が必要ですがそれ以上に得られる価値はあると断言出来ます。
好奇心旺盛な方でれば是非挑戦して見る価値アリです。