プログラミングとは一体何?色々調べたけどよくわからない…
プログラミング言語のイメージが湧かないな…教えてほしい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- プログラミングとは何か
- 大体のイメージ
- その理由
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
そもそもプログラミングとは何か?イメージの湧かない方へ
では早速ですが、そもそもプログラミングとはなんなのでしょうか?
ずばり、プログラミングとはコンピュータに「こうやって動いて!」と伝える行為のことです。
人間が話す言葉には英語、日本語、イタリア語などたくさんあります。
コンピューター上でも同様に、Ruby、HTML/CSS、Pythonなど様々です。
人間の言葉では通じないので、代わりにプログラミング言語を使って会話しようというわけです。
例を挙げます。
エアコンを動かしてくれるコンピュータに「放っておいてもエアコンをつけてほしい!」と伝えることができれば、「エアコンロボット」ができます。
反対に、上手く伝えられないと機械は期待した通りには動きません。
プログラミングのイメージをつかもう!具体的な手順
では具体的に例を挙げてプログラミングの手順を説明していきます。
イメージを変えていきましょう。
今回は、「アプリを作る」という例を挙げ、具体的にどんな手順で何をするのか」というイメージを解説していきます。
大きく分けて3つの手順があります。
- 作りたいものをイメージする
- コンピュータが理解できる動作をイメージする
- プログラム(コード)を打つ
以上の3つです。
1つ1つ解説していきます。
作りたいものをイメージする
まずは作りたいものを決めていきます。
でもこれってプログラミングではなくない?
そうです。
きっとそうイメージする方もいるかもしれませんが、決めるところからプログラミングは始めっています。
よくありがちなミスとして、プログラミング言語を迷ってしまい色々な言語を勉強してしまうことが多々あります。
しかし、その本質の問題は作りたいものをイメージ出来ていないからです。
コンピュータが理解できる動作をイメージする
上記でもお伝えしたように、コンピュータは指示通りのことしかできません。
仮にイラストを作ったとしても、そのイラストをタッチしてアプリが立ち上がらないと意味がないわけです。
コンピュータは、なにをどうやって立ち上げればいいかわからないわけです。
そこで、具体的にどうやって動くのかを、人間が考えてあげます。
今回の場合は以下のような動作をイメージしていきます。
- 画面にイラストが出てきてアプリが出てくる
- 押されたボタンに応じてアプリが起動する
プログラム(コード)を打つ
ここが一番皆さんを難しいイメージを持たせてしまっている原因でしょう。
しかし、実際は先ほど説明した2つのことをコンピューターに伝えているだけです。
伝えるのは先程もお伝えした、プログラミング言語です。
それによってコンピューターに指示を出していきます。
今回は長くなってしまうのでコードは省きます。
まとめると具体的なプログラミングの手順は3つだけです。
各プログラミング言語の大まかなイメージ
では続いて、各プログラミング言語の特徴と大まかなイメージをお伝えしていきます。
これによって具体的なプログラミングのイメージがつくでしょう。
一言でまとめるとこんな感じです。
※今回は主要なプログラミング言語をまとめました。他にも言語はたくさんあります。
- 直感的で分かりやすい「Ruby」
- 話題の人工知能に強い言語「Python」
- サーバーサイドで動作する言語「PHP」
- webページに動きを与える言語「JavaScript」
- MacOSやiOSでは主流の言語「Swift」
- Googleによって開発された新しい言語「Go」
特にRubyは日本人が作ったということもあり、学習コストがかなり低いです。
またRubyはスタートアップ企業の採用率が多いため、今でも大きな需要があります。
そのため迷ったらとりあえずRubyを学習するのをおすすめします。
もっと詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
プログラミングに対するイメージは「難しい」
実際は、以下のようなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
- 「覚えること多くて、何から学べばいいか謎すぎる」
- 「専門知識ないと無理でしょう…」
- 「英数字の羅列ばかりで頭が痛くなるよ…」
しかし、プログラミングはしっかりロジック立ててイメージしてけば何も難しくありません。
世間ではプログラミングに対するイメージは「難しい」ですが、最後までしっかりと理解すれば楽しいものへと変わっていきます。
プログラミングのイメージが「難しい」となる理由
ではなぜプログラミングのイメージが「難しい」のでしょうか。
難しいと感じる理由を知って、プログラミングに対する苦手イメージをなくしていきましょう。
まとめると以下の通りです。
- プログラミング言語が多い
- たくさんエラーが起こる
- 覚える事が多い
1つ1つ解説していきます。
プログラミング言語が多く存在する
「よし、プログラミングを始めるぞ!と思った際に、最初にぶつかるのがプログラミング言語選びでしょう。
しかし実際はプログラミング言語が多く存在しすぎてしまい、複雑に感じてしまいます。
予備知識がない状態で、自分に合ったプログラミング言語なんて選ぶことは難しいでしょう。
- Webサイトを作りたい場合は、「HTML/CSS」
- 人工知能を作りたい場合は、「Python」
- Webアプリを作りたい場合は、「Java」
といったように、用途によって必要な言語がそれぞれあり、自分の目的にあったプログラミング言語を決めていく必要があります。
まずは、自分の一番興味がある分野のプログラミング言語を学習するといいでしょう。
たくさんエラーが起こる
学習するプログラミング言語を決めて、やっとスタートラインに立ったところで、待ち構えているのが大量のエラーです。
コンピュータは指示された通りのことしか出来ないため、1文字でもミスがあるとエラーが発生します。
また、そのエラー内容が英数字の羅列であるため、初心者にとっては「何がエラーかすら分からない」といった状況になってしまいがちです。
このエラーを解決するために必要な事が、「検索力」です。
ポイントとしては、なるべく具体的な内容で検索するようにしましょう。
ネット上には似た様な事例の解決方法がたくさんあるため、エラー解決のヒントがかならずあるはずです。
覚える事が多い
覚える事が多いのも難しいイメージが定着してしまった原因です。
しかし実際はしっかりとした学習方法を取ればそれほど難しくはありません。
プログラミング初心者の方で、参考書などをひたすら読んだり、ノートにひたすらコードを書き写して暗記しようとする方がいます。
しかし、作業の過程で「覚える事が多すぎて全く学習が進まない!」と感じるはずです。
それはインプットしかしていないからです。
しっかりアウトプットもしていく必要があります。
アウトプットはインプットと比べて数倍もの効果があります。
学習の効率を上げる、インプット・アウトプットの「黄金比率」は3:7です。
おすすめは以下の通りです。
- 初心者はアウトプットに6割の時間を振り分ける
- 熟練者はアウトプット7割の時間を振り分ける
プログラミング業界は、短期間で新たな情報が生まれるため、全てのコードを暗記すると言うのは、ほぼ不可能です。
では、どうすればいいでしょうか。
それは「手を一緒に動かすこと」です。
これが一番のアウトプットになります。
まずは手を動かしてコードを打ってみましょう!
プログラミングのイメージをつかんで挑戦してみよう!
いかがだったでしょうか?
今回は「プログラミングとは何かイメージが湧かない人必見!言語も含めて解説」というテーマでお伝えしました。
プログラミングとは、コンピュータに対する命令です。
そしてよくありがちなのが、やる前から難しいとイメージを持ってしまうことです。
それこそ固定概念です。
是非この記事を読んでいただいて、プログラミングのイメージが湧いたのであれば幸いです。