VBAって聞いたことあるけど、プログラミング言語なの?
VBAのおすすめ学習方法が知りたい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- VBAというプログラミング言語って何?
- プログラミング言語のVBAを使うメリット・デメリット
- VBAを使った例
- VBAのおすすめ学習方法
- VBAの将来性
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
VBAというプログラミング言語って何?
そもそもVBAとは、マクロの処理を動かすプログラムです。
そのマクロとは、操作を自動化するための機能になります。
例を挙げてみましょう。
「ブック3のデータをコピーして、ブック4にデータを張り付けて保存する機能」のような機能がマクロ。
このマクロを動かすプログラムがVBAで、VBAには次のようなコードが必要です。
- ブック3を開く
- ブック3のデータをコピーする
- ブック4にデータを張り付ける
- ブック4を上書き保存
以上のように、マクロとVBAは非常に重要な関係となっています。
そのため、簡単にでも良いので関係性を覚えておくのがおすすめ。
プログラミング言語のVBAを使うメリット
ここではVBAを使用する代表的なメリットをご紹介していきます。
まとめると以下の通り。
- 難易度が低い
- コストが安い
- 負担が大幅に減る確率が高い
1つ1つ解説します。
難易度が低い
VBAはプログラミング言語の中でも比較的難易度が低いことでも知られています。
また学習にかかる時間も短いです。
その上、他のプログラミング言語と違い、環境設定もほとんどいりません。
多くの企業で使用実績があることから、インターネット上にも解説してくれているサイトがたくさんあります。
VBAでやりたいことがある時に「調べても情報が出てこない」ということは、基本的にないので安心してコードを書くことができます。
コストが安い
VBAはExcelやAccessといったOfficeアプリケーション上で使われます。
他のプログラミング言語の開発では、サーバーを用意したり、有料のツールを使用することも多いため、開発にはコストが掛かることが一般的。
しかしVBAはOfficeアプリケーションがPCにインストールされていれば開発を始めるにあたって必要なものはないため、コストがかからないのが特徴です。
そのため、ほとんどの場合は追加のコスト不要で開発を始められるはずです。
負担が大幅に減る確率が高い
いつもの事務処理など、エクセルで毎日同じような作業をすることは多いはずです。
このような作業をVBAで処理すれば、作業する人の負担を軽減する確率は大幅に高いです。
またVBAを使うことで誰が作っても同じ成果物が作成できるのもメリット。
誰でも同じ質の成果物を作れるのは嬉しいポイントです。
プログラミング言語のVBAを使うデメリット
プログラミング言語のVBAを使うデメリットとしては、ExcelやWordの基礎知識は必須であるということ。
ExcelやWordの基礎知識をわかっていないと、当然ながらプログラミングを書くことはできません。
VBAが今の機能を向上させるためにあります。
そのため、今の状態をしっかりと理解していないだめというわけです。
ExcelやWordの最低限の機能は使えるようにしておきましょう。
プログラミング言語のVBAを使うとできることとは?具体例を紹介
プログラミング言語のVBAを使うとできることは何でしょうか?
代表的な具体例を紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- 送受信を自動化
- データ取得を自動化
自動返信
事務職の人であれば、毎朝決まった企業に送る定型文のメールなどはないでしょうか?
このようなメールがあれば自動化し、メールを作成する手間を短縮可能です。
メールの作成・送信は失敗できないため、慎重さが必要。
そのため自動でメールを送信できるようにしておけば、精神的にも楽にできるのがおすすめです。
Webからのデータ取得を自動化
これは、インターネットを使用した単純作業を自動化できるといったものです。
特検索してExcelに貼り付けるといったような作業であれば、自動化できる可能性は高いはず。
VBAのWeb連携ができる方はいないため、身につければ社内でも貴重な社員となること間違いなしです。
VBAのおすすめ学習方法!プログラミングに慣れよう
ここではVBAのおすすめ学習方法を解説していきます。
まずはプログラミングに慣れることが大切なので、しっかりと学習方法をおさえておきましょう。
本で学習する
整理された情報をまとめてみることができるため、体系的な知識を付けていきたい方におすすめです。
わからないことがあれば、その都度調べていくと良いでしょう。
自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBA
特におすすめの本は「自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBA」。
タイトルの通り、ゆっくりと自分のペースで学ぶことができます。
本当の初心者、入門者向けなのでVBAがまったくわからないという方におすすめの書籍です。
価格は、¥2,178。
サイト上で学習する
先程ご紹介した本は丁寧な解説がまとまっているため、1冊は持っておいた方がいいのですが、最新の知識が漏れてしまったり、膨大な量の基礎知識がありすぎて学習のモチベーションを維持するのが難しかったりします。
そのため、お気に入りの学習サイトを1つ見つけて学んでいくのがおすすめ。
しかしVBAのサイトでも1から見ていくと膨大な量のページがあるので、おすすめの検索方法をご紹介します。
コツは「site:VBAのお気に入りサイトのURL 調べたいキーワード」で調べること。
site:URL + キーワードで調べつつ覚えていくという流れはかなり効率的に調べられるよ!是非やってみてね。
VBAの将来性
では最後にVBAの将来性について解説していきます。
結論、BBAの需要は少なくとも5~10年はあると予想できます。
これはOfficeの需要に大きく左右されるからです。
仕事の獲得はしづらいですが、日々の業務の効率化としてVBAを学ぶのが良いでしょう。
VBAというプログラミング言語に触れてみよう!
いかがだったでしょうか?
「VBAというプログラミング言語って何?難易度から学習方法まで【入門】」というテーマでお伝えしました。
長年アップデートされていないVBAですが、仕事の業務効率化においては非常に効果を発揮してくれます。
難易度は比較的簡単なので、是非おすすめの学習方法を参考にしながら、VBAというプログラミング言語に触れてみてください!