プログラマの仕事内容ってどんなものがあるの?
プログラミングとエンジニアの違いとは?気になる…。
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- プログラマの仕事内容
- プログラマの魅力となるための方法
- これからの稼ぎ方
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
プログラマとは?
結論プログラマとは、コンピューターを動かす「プログラム言語」を書いて、色々なシステムやソフトウェアを作る仕事になります。
プログラマが作るシステムやソフトウェアは、実は色々な場所で使われています。
例えば、みなさんが普段使っているスマホのアプリやwebサービスなどは全てプログラマのおかげで使えています。
実際に一般人の私で使ったサービスが公開されて今でもちょくちょく使われています。
プログラマのジャンル
プログラマーが活躍するジャンルというのは、まとめると以下の通りです。
- Web系:ショッピングサイトやデータベース構築
- ゲーム系:スマートフォンのゲームアプリやオンラインゲーム
- 組み込み・制御系:電子レンジや炊飯器などの家電製品
- パッケージアプリケーション系…PCで使用するアプリケーション
- 社内システム系:自社システムの構築&運用
- 設備制御系:交通機関、工場、研究室、設備に関する制御
- オープン、オンライン系:ネットワークでWeb関連のシステムを開発・構築
- 汎用系:クレジットカード、金融機関のシステム開発
- 通信系…ルーターやモデムといったネットワーク機器などの通信関連のプログラム
これはあくまでも一部です。
気になる方は詳しく調べてみると良いでしょう。
プログラマーの仕事内容とは
プログラマは、システムエンジニアの方が作ったシステムに対してプログラミングの作業を行います。
これが大まかな仕事です。
エンジニアの世界では、まずはプログラマーとして配属されることが一般的。
そのあとは実務をこなしながら、コンピューターやシステム知識、理論的な思考を身に付けます。
使用するプログラミング言語は、ruby、PHP、Objective-Cなど様々です。
システムのバグを直す作業(デバック)も仕事の1つ
またシステム上のバグを発見して直すこともプログラマーの重要な仕事のひとつ。
システムエンジニアの計画どおりに作っても、意図しない動作をする場合も多々あります。
プログラマ・エンジニアはバグに遭遇して直すのが当たり前と言っていいほど、たくさんデバックをします。
テストを繰り返してバグを処理し、不備のない状態で納品できるように修正するのが、仕事の1つです。
プログラマー(PG)の仕事のやりがいとは
結論は、プログラマ(PG)のやりがいは以下の3つでしょう。
- 自分が作ったシステムが動く
- 需要が高い
- スキル次第で高年収が狙える
自分の作り上げたものがシステムとして形になって、サービスとして動いた時には大きな達成感を得ることができるでしょう。
これは他の仕事では得られないやりがいです。
当然ながら衣類や家電など、実際に商品として売れていく様子が見られるような身近な製品に携わるやりがいもありますが、自分の作りたあげたものが形となるのは格別です。
また転職市場のニーズとしては、プログラマーはIT業界の中でも安定したニーズがあります。
そのため後述しますが平均収入も高いわけです。
またプログラマは専門職です。
そのためスキル次第で高年収が狙えます。
プログラミングのスキルを確実に上げることができれば、高収入は保証されたも同然でしょう。
スキルを確実に上げるには、プログラミングスクールに行くことをおすすめします。
むしろそちらの方が費用対効果が高いと実感しています。
おすすめスクールはこちらの記事を参考にしてください。
プログラマー(PG)に向いている人とは
プログラマー(PG)に向いている人とは一体どんな方でしょう?
結論、一人で集中して作業するのが好きだったり、新しいやり方を取り入れて工夫するのが好きな方です。
プログラミング言語のPerlの生みの親であるラリー・ウォール氏は、以下のような言葉を残しています。
The quality that makes you go to great effort to reduce overall energy expenditure. It makes you write labor-saving programs that other people will find useful, and document what you wrote so you don’t have to answer so many questions about it. Hence, the first great virtue of a programmer.
つまりここでは「プログラマーの三大美徳」というものを説明しています。
それは以下の3つです。
- 怠惰
- 短気
- 傲慢
「怠惰」とは「何度も同じ作業をするのが面倒だからシステムで自動化できないか」や「このコードを他で使いまわしできたら楽なのに」と、最小限の力で効率良く仕事をするスタンスの意味合いです。
「短気」とは、「答えを最短距離で導き出したい」と先回りして物事を考える力ととらえられます。
「傲慢」とは「自分が書いたコードが一番素晴らしい」と言えるくらい自分の仕事に責任を持つ姿勢のこと。
これらが自分の性格に当てはまっていたらプログラマーに向いているでしょう
プログラマの仕事は高度な数学は求められない
プログラミングでは数学の知識が直接役立つこともありますが、プログラマーを目指すのに必須の知識ではないです。
むしろ文系でプログラマになる方も多いです。
プログラミング言語の扱いは、文法を使って外国語を話すことに似ているため文系の方が近いというとらえ方もできるでしょう。
プログラマーの平均年収とは
プログラマーの平均年収はずばり、20代で395万円、30代の平均年収で505万円。
表にまとめると以下の通り。
年齢 | 平均年収 | 男性平均年収 | 女性平均年収 |
---|---|---|---|
20代 | 395万円 | 393万円 | 399万円 |
30代 | 505万円 | 509万円 | 482万円 |
しっかりとプログラマーとしてキャリアを積むことができれば3つのキャリアアップができます。
- システムエンジニア
- プロジェクト・リーダー
- プロジェクト・マネージャー
上記の役職の順番でキャリアアップしていきます。
将来的には高収入を得られる可能性の高い職種でもあります。
また平均年収の男女差はさほどありません。
プログラマに求められるスキルとは
プログラマの求められるスキルは大きくわけて以下の3つです。
- プログラミングスキル
- デバッグスキル
- コミュニケーションスキル
特に意外だなと感じる方も多い、コミュニケーションスキルですがシステムエンジニア等のプロジェクトチーム内メンバーとコミュニケーションをとりながらプログラミングをしていくことになります。
チームの一員として指示を正確に理解し、自分の考えを提案・改善していくためのコミュニケーションスキルは欠かせないでしょう。
末端平社員であれば、黙々とプログラミングを書いていてもいいですが、ある程度の役職になるとコミュニケーション能力は必須とも言えます。
エンジニアとプログラマの違いとは
プログラマー(PG)はシステムエンジニア(SE)の設計書に基づいてプログラミングを通して実現する仕事になります。
つまりシステムエンジニア(SE)は顧客とのやりとりや設計など、上流工程を担当します。
プログラマー(PG)は実際にプログラミングを行うので、システムエンジニア(SE)と比べると、高いプログラミングスキルが求められます。
しかしながら企業によってはプログラマー(PG)の仕事内容がシステムエンジニア(SE)とほぼ同様の場合があるので注意しましょう。
プログラマーに資格はいらない
他のサイトではプログラマーに資格は必要だと書かれていますが、実際は必須の資格などはありません。
結論資格をたくさんとっても、応用、実務の作業が上手く出来なければ意味がないからです。
よく資格をたくさん取ろうとして無闇矢鱈に勉強に励む人がいますが、それは正直無駄です。
勉強のための勉強になるためです。
それであればスクールや独学で実践に近い形で勉強することを強くおすすめします。
プログラマになる方法とは
プログラマになる方法としては以下の方法があります。
- 独学で学習する方法
- プログラミングスクールに通う方法
- IT研修を受ける方法
1つ1つ詳しく解説します。
独学で学習する方法
参考書に書かれた演習問題を通じてスキルアップすることはできます。
しかし、参考書での勉強だけでは、実際のシステム開発の現場でどのように技術を応用するのかなど、より実践的なノウハウや最先端の情報まで学ぶことは難しいでしょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
プログラミングスクールに通う方法
これが筆者おすすめの方法です。
独学に比べると費用が掛かってしまいますが、プログラミングスクールに蓄積されている実践的なノウハウやプログラマーとして知っておきたい最先端の情報も学んでいくことができるので非常に効率的。
勉強で行き詰った時や不明な点があれば、すぐに講師に直接相談できるため、しっかりと理解しながらステップアップできます。
おすすめのプログラミングスクールは以下の3つです。
- TechAcademy [テックアカデミー]:20以上の豊富なコースから自分に合ったスキルを学ぶ!
- TECH::EXPERT:エンジニア転職、案件獲得できなければ全額返金保証!
- DMM WEBCAMP:経済産業省が認定!エンジニア転職成功率98%!
IT研修を受ける方法
社内でプログラミング研修を行って学ぶという方法もあります。
この場合、プログラミング研修を専門としている教育機関に依頼し、効率的に人材を育成するのがおすすめ。
プログラミングの教え方に精通した教育機関にプログラミング研修を依頼することによって、通常業務に支障をきたすことなく社員全員のレベルアップを図ることができるでしょう。
楽して稼ぎたいだけであればプログラマでなくてもいい
これまでプログラマのことについて詳しく解説してきましたが、楽して稼ぎたいだけであればプログラマでなくてもいいのが結論です。
それはプログラマが最も稼げる仕事は限らないからです。
ただ学習から稼ぐまでの労力(費用対効果)が高いためにおすすめしています。
個人的なおすすめとしては最初はwordpress案件、web制作案件です。
プログラミングに慣れていない方は最初にこの案件をこなしつつ、稼げるようになっていくのがベストでしょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
将来性のあるプログラマになろう!
いかがだったでしょうか?
「プログラマとは?仕事内容からエンジニアとの違いまで徹底解説【決定版】」というテーマでお伝えしました。
プログラマは専門職のため、求められるスキルも比較的高いですが未経験からその仕事に就いていている方も多いのも事実です。
是非今の仕事をプログラマの仕事に乗り換えたい、プログラミングに興味があるという方は是非今回お伝えしたことを検討してみてください。
スクールに言ってみて無料相談してみるのもありでしょう。