webプログラマの年収が気になる…どんな仕事内容なの?
webプログラマの将来性は?稼げないようになるの?
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- Webプログラマの仕事内容
- Webプログラマーとエンジニアの違い
- Webプログラマの年収
- Webプログラマの将来性
- Webプログラマーになるための方法
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
Webプログラマとは?
人々の生活にはインターネットが浸透しつつあり、たくさんの人が日常的にWebサービスを利用しています。
この便利な機能のインターネットというものを支えているのがWebクリエイターとよばれる方達です。
またその中でもWebプログラマという仕事は、なくてはならない職種であり、より基本的な部分を作る仕事になります。
しかしながら、Webプログラマーの業務には専門的な知識とスキルが必要です。
プログラムに関する開発技術は日進月歩で進化しているので、それに追いつくための継続的な努力も必要でしょう。
社会的な貢献度が大きい
プログラミングによって開発されたプログラムは、無数のユーザーが利用するので、社会的な貢献度も大きいと言えるでしょう。
今ではWebサービスは膨大な数がありますが、それぞれにはそれぞれの高い質が求められます。
このようなこともあり、Webプログラマーは努力に見合うやりがいと達成感を得られる仕事として、注目されている仕事でもあります。
Webプログラマの主な仕事内容
Webプログラマーの仕事内容としては、Webサイトに特化したプログラミングが中心です。
システムエンジニアが設計した仕様書にしたがって、Webシステムの開発を行います。
Webプログラマーとしての経験が豊富な場合は、本来システムエンジニアが担当するような設計や全体管理などの業務を行うこともあります。
具体的には、webプログラマはユーザーとの直接的なデータ交換を行う部分(フロントエンド)を主に担当します。
これはフロントエンドエンジニアとも呼ばれることもあります。
サーバーなどシステムの裏側を担当するのが「バックエンドエンジニア」です。
その一方で、システム開発のすべてを行うWebプログラマーは「フルスタックエンジニア」とも呼ばれます。
デザインやサーバー開発、ネットワーク、セキュリティ、データベースの構築まで幅広い知識と経験が求められます。
Webプログラマーとエンジニアの違い
Webプログラマは、先程も説明した通りWebサイトやWebアプリを構築するために必要なプログラムを作る仕事です。
HTMLやJavaScriptを使ってユーザーに見える部分を構築するだけでなく、サーバ側のプログラムを作ることもあります。
その一方でWebエンジニアの仕事内容には、Webアプリ・サイトの制作だけでなく、運営も混ざってきます。
Webサイトの制作・運営の監督をするディレクションや全体の設計を決める業務もWebエンジニアの仕事になります。
- プログラミングを仕事にしたい方はWebプログラマー
- Web業界に幅広く携わりたい方はWebエンジニア
この考え方がおすすめです。
Webプログラマの年収!稼げない?
Webプログラマが活躍するITの業界は、かなり年収の幅が大きいです。
特にWebプログラマはクリエイター系の職種であるので、年収はスキルによってさらに大きく変化します。
厚生労働省が発表する「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、Webプログラマーの平均年収は601万円。
※これはボーナス、時間外手当含みます。
しかしながら私の身の回りでは、年収が1000万円を超えるWebプログラマーも多くいるのも事実です。
企業の規模によっても左右される
webプログラマの年収は企業の規模によっても、年収が大きく変動します。
10~99人規模の企業でのプログラマーの年収は338万円であるのに対して、100~999人規模では657万円、1000人以上では1055万円となるそうです。
つまりwebプログラマーの一般的な年収と言っても、企業の規模やご自身のスキルによっても大きく変わってくることがわかります。
Webプログラマの将来性
Webプログラマの将来性としは、Web上のシステム・Webサービスの増加をみてみるとかなり明白でしょう。
今では多くの企業がWebシステムを使っています。
そのため実際にシステム制作を担うWebプログラマーの需要は、年々増している状況が続いています。
またこの流れは止むことが一定年は無いでしょう。
あとでも説明しますが、Webプログラマーになるためのハードルはそこまで高くはありません。
未経験者が学習し、Webプログラマーに転職する事例も増えています。
しかし今後はWebプログラマ同士の競争が激しくなっていくことも予想されそうです。
求人
webプログラマの求人数はこれといって特定できないので、IT業界の求人倍率を調査しました。
結論、IT業界の値を見ると「6.15」ということで、求人数が就職・転職先を探している人の数を上回っています。
他の業界を見てみるとサービス業が2.70、メディアが2.20、メディカル関連が1.90。
つまり、IT業界が圧倒的に求人倍率の高い業界であることがわかります。
そのためIT業界では転職市場の中でも特に「売り手市場」だということが伺えます。
Webプログラマーになるには?【未経験の方必見】
ではWebプログラマーになるにはどうしたら良いのでしょうか?
おすすめの学習方法は3つあります。
- 独学で勉強
- プログラミングスクールへ通う
- 企業側でIT研修を実施してプログラミング人材を育てる
1つ1つ解説します。
独学で勉強
独学でプログラミングを勉強する場合は、自分の好きなタイミング、ペースで勉強することができるのがメリット。
また勉強する際の費用は書籍代くらいしか必要ありません。
事実、独学は大変
ですが独学の場合は現場で必要になってくるノウハウや最先端情報を知ることは難しいのがデメリットとして挙げられます。
プログラミングの練習をしている時にエラーが出てきてもどこが問題なのか気づくことが難しいでしょう。
初心者であれば、より問題解決に時間がかかり、挫折する場合も少なくありません。
プログラミングスクールへ通う
プログラミングスクールに通って勉強する場合、独学と比べて費用が掛かります。
しかしながら、プロのインストラクターが指導してくれるため問題や疑問が出てもすぐに解決することができ、挫折することなく学習できるメリットもあります。
高確率かつ最速でプログラミングが学べるということが一番大きいなメリット。
個人的にはこの方法が一番おすすめです。
おすすめのプログラミングスクールを知りたいという方はこちらの記事を参考にしてください。
企業側でIT研修を実施してプログラミング人材を育てる
プログラミング人材を自社内で育てたいという場合は、IT研修を専門としている教育機関に外部依頼するのがおすすめ。
自社でプログラマーを育成する場合、開発現場のノウハウがなかったりします。
そのため技術的知識はもちろん、教え方に精通した教育機関にIT研修を依頼することによって、効率よく社員のプログラミングレベルを高めることが可能です。
Webプログラマーに資格はいらない
結論、Webプログラマーに資格はいりません。
他のサイトではwebプログラマになるために、おすすめの資格を紹介していますが、実際はそんな資格はあまり使いません。
資格をとって悪いことはありませんが、その資格のために使う時間よりも実践に近い形でプログラミングを学ぶほうが圧倒的にコスパが高いでしょう。
Webプログラマの特徴をしっかりと理解しよう!
いかがだったでしょうか?
「Webプログラマとは?仕事内容から年収・将来性まで完全解説【決定版】」というテーマでお伝えしました。
webプログラマは将来性もある、立派な職種だということを理解していただけたでしょうか?
webプログラマはユーザーとの直接的なデータ交換を行う部分(フロントエンド)を主に担当しますが、サーバーサイドを扱うプログラマも存在します。
ほかにもプログラマの種類はあるので、他にも特徴をおさえておきましょう。
是非、特徴をしっかりと理解しながら、プログラミングスクールなどに通ってwebプログラマを目指しましょう!