プログラミングを学ぶことのメリットって何があるのかな?
逆にプログラミングを学ぶことのデメリットは?
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- プログラミングを学ぶことのメリット
- 子供の頃からプログラミングを学ぶメリット
- プログラミングを学ぶことのデメリット
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
プログラミングはITの基本!メリットもたくさん
大前提として、プログラミングはITの基本になります。
そのためたくさんのメリットがあることは保証できます。
プログラミングを学ぶことで、基礎的な要素は学ぶことができるのは当然のことながら、問題に対しての解決能力も磨けますので、マーケティングやデザインスキルの学習の速度を確実に上げることが可能です。
これからプログラミングを学ぶことのメリットとデメリットを解説していきますが、結論として、プログラミングは学ぶ価値があります。
あの有名な、堀江貴文さんも下記のような言葉を残しています。
ITスキルとはプログラミングができること
ITスキルというくくりの中でも、プログラミングが非常に重要であることは理解していただけるかと思います。
プログラミングを学習する7つのメリット
では早速、本題のプログラミングを学ぶことで得られる7つのメリットについて解説していきます。
まとめると以下の通りです。
- ITのリテラシーが高まる
- 仕事に困らない
- 年収が上がる
- 起業・独立がしやすい
- 時間と場所に縛られない働き方ができる
- 作業を自動化できる
- 論理的な思考が身につく
1つ1つ解説していきます。
1. ITのリテラシーが高まる
最初にご紹介するプログラミングを学習することのメリットは、ITのリテラシーが高まること。
これが一番大きなメリットだと感じています。
このご時世、IT系の知識を蓄えていないと社会では淘汰されていきます。
理由は簡単で、世の中はどんどんIT化が進んでいるからです。
その点、プログラミングを学ぶことでITの全般の仕組みを知ることが出来て、今後の将来性が明るくなることは間違いありません。
「プログラミングをすることに対して明確な目的がない」といった人でも今後活動していく中で、何らかの形でプログラミングが活きてくることは確実でしょう。
2. 仕事に困らない
続いてご紹介するプログラミングを学ぶことのメリットは、仕事に困らないこと。
上の写真を見ても分かることですが、この令和に入ってもまだまだ、プログラマー、エンジニアはITの人材不足の危機に陥っています。
プログラミング学んで習得している方が少なく、企業も、プログラミングできる人を探しているのです。
経済産業省が出しているデータをまとめると、IT人材は日本国内だけでも、以下のようになっていきます。
- 2016年時点:約17万人不足
- 2020年時点:約37万人不足
- 2030年時点:約79万人不足
2019年以降、人材不足は一層深刻化してきているのです。
つまり、プログラミングが出来る人材の価値が上がり、希少価値が高まります。
結果的に、仕事に困ることが無くなるのです。
これは大きなメリットではないでしょうか。
3. 年収が上がる
続いてご紹介するプログラミングを学ぶことのメリットは、年収が上がること。
プログラミングは、コンサルティングやデザインなどのあるため、明確な答えがない業界でなく、正解と不正解の白黒がハッキリした世界とも言えます。
課題をバンバン解決していくことで評価が上げやすいジャンルです。
また、経験を積んでいくことでプログラマーの次は、「エンジニア」というマネジメントのポジションが出てきます。
お客側の考えや答えをゼロから定義していき、形にしていく作業になります。
しかし、論理的に構築し、ひとつの答えを追求していくということでは、モヤッとした部分の少ない職種とも言えるでしょう。
そのため、スキルのステップアップや、目標設定がしやすいのもメリットです。
日本のプログラマーの平均給与は約350〜500万円
今では、日本のプログラマーの平均給与は約350〜500万円と言われています。
でも、平均的に見たら全然少ないんじゃないの?
このように思う方もいるでしょう。
しかし、上記でも説明しましたが、世界各国の企業は、時代と共に徐々にプログラマーが足りなく、優秀なエンジニアが足りなくなってきます。
つまり、就活側が有利な売り手市場になることは間違いありません。
経験を積んだプログラマーやエンジニアの転職での給与アップは月に100万、月に50万円上がることも多々見受けられます。
4. 起業・独立がしやすい
続いてご紹介するプログラミングを学ぶことのメリットは、起業・独立がしやすいこと。
「将来、何か起業したい!」と思っている方なら、すぐにプログラミングをするべきです。
IT業界で起業し会社を起こす方は、必ずしも完璧なITキャリアがあるわけでなく、時代に敏感で、かつ新時代のテクノロジーや時代の読みができるであるのも特徴です。
これらは、サービスやアプリを考案する時に非常に重要なセンスともなります。
プログラミングやエンジニアでの経験をつみ、次の時代の流れを読みながら動ける会社が今も存在しています。
そのため、流動的な業界とも言えるIT業界では、独立のハードルが高すぎることはないため起業・独立ではチャンスです。
- プログラミングの一定のスキル
- 将来性を見る先見性
この2つを兼ね備えていれば、学生のうちから起業することも夢ではないでしょう。
アメリカでは実際にITサービスの起業数が多い
欧米においては、日本に比べ起業に対しての価値観が高いことから、アメリカ発の著名なアプリやSNS、ITサービスが多いのも特徴的。
特に学生起業が多いとされています。
このメリットも非常に大きいのではないでしょうか。
プログラミングのメリットとして起業・独立がしやすいのは、テクノロジーに対してのリテラシーが身につくからなんだね!
5. 時間と場所に縛られない働き方ができる
続いてご紹介するプログラミングを学ぶことのメリットは、時間と場所に縛られない働き方ができること。
プログラミングの仕事は、パソコンとネット環境さえあれば可能です。
言ってしまえば、家でも海外でもお金を稼げるような案件さえあれば生活をすることは可能です。
そのため、今の優秀な人は、海外に暮らしつつ、ネット上で稼いでいる方も増えています。
その代表例がマナブさんです。
彼のブログは「manablog」です。是非参考にしてみてください。
彼らのような企業に属さずにお金を稼ぐことを「フリーランス」と言います。
フリーランスと聞くと、「難しいんじゃないの?」「どうやってなるの?」などの意見があるでしょう。
実際は単価の安い簡単な仕事から、単価の高い大規模な仕事まで存在するため、フリーランスのための仕事が山のようにあります。
好きな時間に、好きな場所で、お金を稼ぐことがプログラミングを学ぶことで可能です。
そんな働き方ができるのも、プログラミングを学ぶメリットの一つでしょう。
6. 作業を自動化できる
続いてご紹介するプログラミングを学ぶことのメリットは、作業を自動化できること。
皆さんは何かの作業をしている時に「この作業を一つ一つしていくのか…」と感じたことはありませんか?
そのような面倒なことをプログラミングを使って解決しようということです。
例を挙げてみましょう。
- エクセルやワードいちいち手打ちする
- 毎回毎回、同じブラウザを開く
毎回、1時間かかっていたのを30分にプログラミングを使って縮められたらかなりの仕事の効率性アップです。
作業を自動化できる&少し学ぶだけでも仕事の役に立つのがプログラミングメリットの一つです。
7. 論理的な思考が身につく
最後にご紹介するプログラミングを学ぶことのメリットは、論理的な思考が身につくこと。
仕事を効率的に進めるには仕事の本質を捉えて、必要な部分を抜き取り、不必要な部分をなくすことが大切です。
これがまさに論理的思考です。
これはまさしくロジック的思考のこと。
これを鍛えることが出来るのがプログラミングなのです。
プログラムは、非常に論理的に組み立てられています。
そのためプログラミングはパズルゲーム、といわれることも多々あります。
つまりプログラミングを学ぶことは、論理的思考を鍛えることに繋がります。
子供の頃からプログラミングを学習する5つメリット
子供にプログラミングを学ばせたいけどメリットがよくわからない方も多くいるはず。
そこで今回は、子供の頃からプログラミングを学習する5つメリットについて解説していきます。
まとめると以下の通りです。
- 成功体験を積める
- モノづくりができるようになる
- 集中力が身につく
- IT知識が身につく
- 論理的思考力が身につく
以下2つは上記で解説済みなので割愛させていただきます。
1. 成功体験を積める
これが子供の頃にプログラミングを学んでおく一番のメリットでしょう。
子供の頃の早いうちに、成功体験を積めることで今後の人生の糧となることは間違いありません。
それは圧倒的な自信につながるから。
プログラミングはスポーツなど同じで、努力した分だけ成果が表れやすいです。
比較的簡単に始められることができ、時間あたりに得られる効率性(機会費用)も高いです。
子供にプログラミングを学習させることはかなり良いと考えます。
2. モノづくりができるようになる
続いてはモノづくりができるようになることです。
子供の頃からプログラミングを習得すれば以下のようなものも作れます。
- Webサービス
- 簡単なゲーム
インターネット上で、動くモノを作る体験ができるのです。
1つのものを作るためには、試行錯誤しながらプログラミングを行わなければなりません。
たくさん悩んだり楽しんだりしながらシステムを作り上げることによって、達成感を味わうことも出来るでしょう。
3. 集中力が身につく
集中力が身につくのも子供の頃からプログラミングを学ぶメリットの1つです。
人は好きなことや楽しいことをやる際には、高い集中力を発揮します。
プログラミングを楽しく感じられることで、子供は熱中して学習に取り組むことができます。
やりたいことをやりながらプログラミングを勉強するため、子供に無理をさせずに集中力を身につけさせることが可能です。
プログラミングを学習する2つのデメリット
では、続いてプログラミングをすることのデメリットについて解説していきます。
メリットが多い中でも、デメリットもいくつか存在します。
どちらもしっかりと理解して、判断できるようにしていきましょう!
デメリットは以下の通りです。
- 常に学んでいかなければならない
- 比較的学習期間が長い
1. 常に学んでいかなければならない
ITの世界は技術革新のスピードが目覚ましく、常に新しいプログラム言語やフレームワークの技術などを習得して行く必須でしょう。
その最新技術を学ぶ努力をしないと、すぐにニーズのないプログラマーに落ちてしまいます。
プログラマーには絶えず学習する努力が必要なのです。
日々の変化についていかなければならないというデメリットもありますが、考え方を変えれば、日々進歩していくテクノロジーにプログラミングをすることで対応できるようになるメリットもあります。
2. 比較的学習期間が長い
2つ目のデメリットは、ある程度の勉強時間が必要なことでしょう。
プログラミングは、簡単ではないですが、勉強することで身につけられます。
しかし、勘違いしてしまいがちなのが、勉強をする時間を取らずに稼ごうとすることです。
プログラミングは貴重なスキルではあるため、勉強する覚悟はある程度必要なことを覚えておきましょう。
プログラミングはみんな学習しておいて損はない!デメリットよりメリットの方が圧倒的に多い
これらのメリット・デメリットと踏まえた上で言えることは、プログラミングはみんな学習しておいて損はないということ。
デメリットよりメリットの方が圧倒的に多いため、やっておいた方が得でしょう。
時間と努力に対しての対価が、ほかのスキルよりも圧倒的に大きいのが特徴的。
またプログラミング初心者で最初に悩みがちな以下のようなことを、記事にまとめたので参考にしてみてください。
プログラミングをする時におすすめmacはどれ?Windowsではだめなの?
プログラミングのメリットを理解して学習を始めよう!
いかがだったでしょうか?
今回は「プログラミングを学習するメリット7つとデメリット2つ!【初心者向け】」というテーマでお伝えしました。
プログラミングのメリット&デメリットを熟知した上で学習した方が、プログラミングに対してのモチベーションが上がることは間違いありません。
特にメリットを熟知しておいたほうが、効率的な学習が出来るでしょう。
プログラミング学習をはじめて、ITリテラシーを高めませんか?