プログラミングとは?そもそもその意味がわからない…。
プログラミングのアルゴリズムも気になるな…。
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- プログラミングとは何か
- プログラミングのアルゴリズムとは何か
- プログラミングの種類とは何か
- プログラミングが使えるメリット
- プログラミングを生かした仕事・職種とは
- プログラミングを学習する方法
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
プログラミングとは何か?意味をしっかり理解しよう
結論、プログラミングとはコンピューターに指示を出すことです。
コンピュータは、人間ではないため、自分で考えることは不可能です。
「この動きをしたら、次ぎにこの動きをするように」としっかりと指示してあげることが必要なのです。
例えば「会員登録」という目的を達成するために、1つ1つの動きを順番に説明しなければなりません。
これをコンピュータに対して行うのが「プログラム」というわけです。
人間であれば、なんとなく予想して「次はこうすればいいのかな」と動くことが可能です。
しかしコンピュータには想像する力が全くありません。
※今後AIによって予測することは可能になるかも知れません。
一連の動きを超厳密に、コンピュータにも読み取れる形で命令するというのが「プログラミングをする」ということです。
スマホやゲームもプログラミングで作られる
実は私たちの身の回りにあるサイトや機械は、プログラミングによって動いています。
センサー式ライトは「センサーが反応したら、ライトをつける」というプログラミングが組まれています。
これは電気ポットや炊飯器、スマートフォンやゲーム機なども含まれます。
すべてプログラミングによって動いているというわけです。
つまり、このまま社会がITで発展すれば、子供に達が大人になる頃にはより多くのものが機械化・自動化(プログラミングによる)されているはずです。
今を生きている世代は、コンピュータを使いこなしたりする能力(=プログラミング能力)が必須になります。
これによって、プログラミング教育が必修化したというわけです。
文部科学省では、小学校プログラミング教育の趣旨や実施に向けた計画的な準備の必要性等について説明し、教育委員会の取組の促進を図るため、昨年度に引き続き、「小学校プログラミング教育の円滑な実施に向けた教育委員会・学校等における取組促進事業」において、令和元年11月27日から市町村教育委員会のプログラミング教育担当者等を対象とした「小学校プログラミング教育担当者等セミナー」を実施しています。
引用元:文部科学省
プログラミングのアルゴリズムとは
ここではよくプログラミングという単語についてくる、アルゴリズムについて解説していきます。
コトバンクから引用すると以下の通り。
問題を解決するための方法や手順のこと。問題解決の手続きを一般化するもので、プログラミングを作成する基礎となる。
アルゴリズムは1つの問題に対し、複数ある場合が多い。
引用:コトバンク
つまり、アルゴリズムは効率の良いプログラムを作成するために用意された手順や計算方法になります。
プログラミングは基本的にビジネスの課題を解決するためや新しい機能をリリースするためにあります。
ですが課題を解決できるようなものなら、どんなプログラムでも良いというわけではないのです。
同じシステムを構築して新しい機能を実行するケースでも、より効率的にユーザーからのリクエストやデータを処理できるプログラムを作ることが大切です。
つまり、最終的にアルゴリズムが僕たちの生活をより豊かにしてくれているというわけ。
プログラミングにおいてアルゴリズムを理解することは必須だね!
よりアルゴリズムについて知りたい方は「プログラミングに大切なアルゴリズムとは?その関係性と種類を解説」の記事をチェック!
プログラミングの種類とは?詳しい言語も解説
ここではプログラミングの種類と、その詳しい言語も解説します。
プログラミングには大きくわけて2つの種類があります。
- フロントエンド言語
- サーバーサイド言語
フロントエンド言語
フロントエンド言語は主に、HTML/CSS、JavaScriptなどがあります。
Web上の見た目を作る言語として機能します。
デザイン要素が強い傾向にあります。
中身の設計というよりは、表面的な見た目を操る言語としてイメージすると分かりやすいでしょう。
サーバーサイド言語
一方でサーバーサイド言語は主に、Python、C言語、PHP、Rubyなどのプログラミング言語が挙げられます。
フロントエンドとは反対に、Web上の裏側の処理を行う言語になります。
システム設計や金融設計など、複雑な処理を行う場合が多く、ロジック的な思考が求められる言語でもあります。
その分成果として大きく出やすく、仕事の求人数も多いのが特徴的。
プログラミングが使えるメリットとは
プログラミングが使えるメリットとは何なのでしょうか?
結論、以下の3つが大きメリットです。
- ITの知識が格段に上がる
- 論理的思考が身に付く
- 仕事や趣味に繋がる
1つ1つ解説していきます。
ITの知識が格段に上がる
近年ではIT技術の進化はめざましいものがあります。
それにともなって、コンピュータに詳しくない人を狙った犯罪やトラブルも頻繁に起こっています。
またなぜサイトが動くのかなど、今を生きる人なら知っておきたい教養も知らなければ今後、仕事として稼いでいくのも厳しくなるはずです。
何より気持ち的にも不安です。
そのためコンピュータを使いこなす能力、は早めにつけておくことをおすすめします。
論理的思考が身に付く
プログラミングといえば、「難しい画面に英語や数字がたくさん…」といったイメージを持つ人が多いハズ。
もちろん、それも間違いではありません。
しかしプログラミングする時に欠かせないのは、物事のしくみを理解し、順序立てて考えていく姿勢にあります。
これを「プログラミング的思考」と呼び、この能力は今後の人生に役立つはずです。
物事を俯瞰してみる力も身につきます。
論理的思考についてより詳しく知りたい方は「プログラミングの考え方とは?コツを覚えて効率的に学習しよう【入門編】」の記事をチェック!
仕事や趣味に繋がる
プログラミングの市場規模は2010年の10兆円から2020年には47兆円と、約5倍にまで拡大しています。
このような中で、大学新卒でもICT人材に年収700万円以上を提示する企業も出てきています。
つまり、プログラミング技術を持ったIT人材へのニーズは拡大していくと予想されます。
またプログラミングが趣味になれば、スマートフォンのアプリを自分で開発することもできます。
自分で作れるのと作れないのとでは大きな違いがあります。
プログラミングを生かした仕事・職種とは
プログラミングを生かした仕事・職種は、大きく3つに分かれます。
- プログラマー
- エンジニア
- webデザイナー
1つ1つ解説します。
プログラマー
プログラマとは、コンピューターを動かす「プログラム言語」を書いて、色々なシステムやソフトウェアを作る仕事になります。
プログラマが作るシステムやソフトウェアは、実は色々な場所で使われています。
例えば、みなさんが普段使っているスマホのアプリやwebサービスなどは全てプログラマのおかげで使えています。
実際に一般人の私で使ったサービスが公開されて今でもちょくちょく利用されます。
詳しくは「プログラマとは?仕事内容からエンジニアとの違いまで徹底解説【決定版】」の記事をチェック!
エンジニア
今のコンピュータシステムは、規模が非常に大きくなり、1人のプログラマーで企画からプログラミングまで行うのは不可能に近いです。
小規模だとまた別ですが3店。
ときには数百人のプログラマーが必要なこともあります。
そこで必要となるのは、開発プロジェクトのまとめ役となる「システムエンジニア」という仕事です。
全体システムの設計に沿って、プロジェクト班や個々のプログラマーへの作業の割り振ります。
予算や工程の管理により、完成度の高いシステムづくりを指揮していくのです。
webデザイナー
その名の通り、webデザイナーはデザインを専門に扱う仕事です。
クリエイティブ、デザインセンスが求められる職種。
情報サイトやニュースサイト、ショッピングサイトなど、色々なインターネット上のWebサイトの企画から関わります。
そして時にはHTML/CSS、JavaScriptなどを使い、実際の動きをコンピュータに指示をします。
かっこいい、収益性の高いデザインを作るのが仕事です。
プログラミングを学習する方法!効率的な学び方とは?
ここでは効率的にプログラミングを学習する方法をご紹介。
結論、最も手軽にできるのは、インターネット参考にした独学です。
ネット上にはたくさんのプログラミングに関する情報があるため、その記事を読みながら実際にプログラムを組むことで学習は可能です。
効率的に行うには、インプットした情報をその都度、プログラムを書くなりしてアウトプットすることです。
これで実際に私もかなりの勉強量をこなしてきました。
しかしこの独学はかなりの確率で挫折します。
独学で学ぶためには、自分で学習スケジュールを組み立て、挫折しないようモチベーションを維持することが必要です。
これは実際厳しいでしょう。
そのためおすすめはプログラミングスクールに通うこと。今はコスパ高いスクールも増えています。
おすすめのプログラミングスクールは「【2024年最新】プログラミングスクールのおすすめ7選!特徴を徹底比較」の記事をチェック!
プログラミングとは何かしっかりと把握しておこう!
いかがだったでしょうか?
「プログラミングとは?その意味からアルゴリズムまで解説【初心者向け】」というテーマでお伝えしました。
プログラミングの意味を理解するのは当然のことながら、プログラミングとは何かということを知っておくことは、非常に重要なことだと理解できたでしょうか?
アルゴリズムの意味も知っておくことで、学習する際にもはかどります。
是非プログラミングとは何か、しっかりと把握しておきましょう。