フリーランスと会社員の違いが知りたい!
フリーランスを目指したいけどかなり不安…本当に稼げるのかな
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- フリーランスのメリット&デメリット
- 安定させるためのテクニック
- 安定するまでの期間
- 会社員との違い
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは見ていきましょう。
フリーランスは安定しないという勘違い
早速ですが、フリーランスが安定しないというのは勘違いです。
それらを証明する形でフリーランスのメリットとデメリットについてご紹介していきます。
- 個人で稼ぐスキルが身につくから
- 今の時代に合っているから
- 税金を節約できるから
- 複業できるから
1. フリーランスが安定する理由:個人で稼ぐスキルが身につくから
この理由が一番大きいのではないでしょうか。
私は明日から仮に収入0円になったとしても何も焦ることはないでしょう。
フリーランスとして活動していると必然的に稼ぐ力が身につきます。
いわゆる個の力です。
そのため、会社員として働いていて、突然リストラされ収入が0となったとしても(そこまで)焦る必要はないのです。
クラウドソーシング(ネット上での案件探しサイト)などで案件を貰えれば、案件がある以上永続的に稼ぐことができ、生活費レベルなら余裕でしょう。
会社勤めだとこの稼ぐ力(個の力)は付きづらいのではないでしょうか。
あなたの仕事の内容を振り返ってみてください。
「フリーランスは収入が途絶えやすいから不安定」と考えるよりも「個人で稼ぐスキル・力を身につける」ほうが、より確実で難易度も難しくありません。
2. フリーランスが安定する理由:今の時代に合っているから
これは言うまでもありませんが、今の時代はどこでも誰でもインターネットにアクセスすることができ、情報が手に入れやすくなりました。
そのため、現在はIT系のフリーランスが非常に増えてきています。
固定費もかからず、専門知識を覚えてばある程度楽に稼ぐことが出来ると思います。
ブログやYouTubeなどもITの発達がもたらしたものだと言えるでしょう。
IT産業の伸びはこれからも拡大していきます。
つまり、需要は増え続けるためそこに目をつけることが大切です。
3. フリーランスが安定する理由:税金を節約できるから
皆さんは会社員の月収30万とフリーランスの月収30万円は同じだと思いますか?
正解は、会社員の月収30万>フリーランスの月収30万円。
それも金額が大きくなればその差はより大きくなります。
自分で税金管理するのは多少面倒ですが、その面倒さに対するリターンはかなり大きいと言えます。
アメリカなどであれば会社員は自分でも確定申告するのが当たり前です。
しかし、日本はそうではない。
あまり知られていないギャップです。
4. フリーランスが安定する理由:複業できるから
フリーランスは大体案件ベースで考えると良いでしょう。
つまり、案件を3、4つと複数受注していけばそれだけで複業です。
基本的にはフリーランスの方は、複数クライアント持ちが多いです。
そのため、1社の契約が切れてもとりあえずはあまり心配はありません。
フリーランスのデメリット!不安定と言われる理由とは?
不安定と言われる理由は以下の5つでしょう。
- 休むと収入が途絶える
- ローンが組みにくい
- 有給休暇がない
- 確定申告が面倒
- 孤独を感じる
休むと収入が途絶える
これは当たり前ですが、フリーランサーは個人で仕事を行っていくため休んでしまえばお金は貰えれません。
会社は社会保障があるため、有給休暇があります。
休んでもお金がもらえるという期間ですね。
しかし、フリーランスはそのような事がありません。
ローンが組みにくい
フリーランサーはローンが組みにくいことが多いです。
それはフリーランサーの社会的信用度が今の所低いからです。
アメリカなどではフリーランスというものが普通に存在するので、社会的信用もそれなりに高いです。
これは個人的に時間の問題ではないかと思っています。
大切なのは社会的信用があるかどうかです。
でも実際はフリーランスでもカードは作れますし、ローンも組めます。
有給休暇がない
これは先程の内容にかぶりますが、有給休暇がないことがデメリットとして挙げられます。
「休んだ日は収入が入らず損だ!」と言われることがありますが、こちらも果たして本当にそうなのでしょうか。
会社員では出勤日に休んでも有給休暇として計上すれば、給料が減らされることはありません。
しかし、有給休暇は法律で決められた権利であるため、そもそもの給与が有給休暇を取ることを前提に設定されているとも言えるのです。
つまり、有給休暇は当たり前のことであるも捉えられます。
それはむしろ、フリーランサーからすると有給休暇があるのに取得できていない会社員は損をしているともとれるでしょう。
確定申告が面倒
会社員は所得の申告が勤務先で行われるため、原則として確定申告は不要です。
それに対してフリーランスでは、個人事業主として事業所得を申告する必要があります。
この確定申告を面倒と感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、よく考えてみてください。
確定申告には多少なりとも労力<経費
フリーランスの確定申告には会社員には認められていない権利があります。それがは経費の存在です。
例を挙げると、パソコンやデスクトップなどです。これらは仕事に必要であれば実質タダで買うことが出来ます。
孤独を感じる
フリーランスになると、誰とも話さずに一日が終わる日もザラにあります。
そんな日が続いてしまうと、気が滅入ることもあるかもしれないでしょう。
しかし近年では、フリーランスや個人事業主、ノマドワーカーの増加に伴い、シェアハウス・シェアオフィスや電源・カフェも充実するようになってきています。
海外などにも比較的簡単に安く渡航できるようにもなり、海外ノマドワーカーなども増え続けています。
フリーランスとして安定させるにはエンジニア(SE)がコスパ抜群
フリーランスといってもたくさんありますが、個人的にはエンジニアがおすすめです。
特にWeb系エンジニアがおすすめです。
Web系エンジニアとは、HTML / CSS / JS / PHP / Rubyといった言語を学び、サービスに対して受託開発するフリーランスのこと。
世間一般がイメージするプログラマーではないでしょうか。
Web系エンジニアが比較的簡単で難易度が低い理由についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
フリーランスとして安定するまでの期間
結論としてこれは個人差があり、習得スキルによってかなりバラツキがあります。
そのため一概には言えません。
私の場合はweb系エンジニアとして最初は主にweb制作を行っていました。
web制作とは今あなたが見ているような画面をインターネット上で作る仕組みのことです。
これを習得し、ある程度のお金を稼げるようになるまでには約6ヶ月、つまり半年です。
参考までにどうぞ。
フリーランスと会社員の違いは?安定を目指そう
フリーランスと会社員の違いは今ままでのことを振り返ればわかるでしょう。
収入 | 会社員:△ フリーランス:△ |
---|---|
有給休暇 | 会社員:△ フリーランス:△ |
確定申告 | 会社員:✕ フリーランス:◯ |
孤独 | 会社員:✕ フリーランス:◯ |
「会社員とフリーランスでどちらが良いのか」
この議論がたまにネット上などで交わされている時がありますが、これは正直自分に合う仕事ならどちらでも良いというのが結論です。
会社員が自分の性格や働き方に合わないと思うようであればフリーランスになれば良いですし、フリーランスが無理という方はもちろん会社員でも良いのではないでしょうか。
これまでフリーランスのメリット&デメリットを見てきましたが、直感的に「やりたい」と少しでも感じたのであればすぐに行動したほうが良いです。これは確実に言えます。
また、フリーランスに学歴は関係ないため。学歴にコンプレックスがある方や学歴で悩んでいる方はフリーランスという選択肢も大いにあります。
フリーランスで安定した収入を手に入れよう!
いかがだったでしょうか?
フリーランスとして安定するためには意外にも楽だったということがわかってもらえたと思います。
フリーランスは安定するのに時間がかかるけど、個人スキルを手に入れやすく長期的に見てメリットが大きいね!
最後に有名なホリエモンの言葉を残しておきます。
自分のやりたいことをやろうとすれば、他人のために無駄な時間を費やしている余裕などない。自分の時間は、自分だけのものだ。
世界には無限に面白いことが溢れているが、人間に与えられている時間は有限だ。僕にはそれがもどかしい。有限の時間をやり繰りして、仕事も遊びも、面白いことを思う存分満喫することが、僕にとっての人生だ。
それではまた次回お会いしましょう!