フリーランスとアルバイトの決定的な違いってなに?
フリーランスとアルバイトのお互いのメリット・デメリットが知りたい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- フリーランスとアルバイトの違いが分かる
- フリーランスになる方法が分かる
- フリーランスとして上手に稼ぐ方法が分かる
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは見ていきましょう。
フリーランスとアルバイトの違いは合わせて5つ
では早速、解説していきます!
前提としてフリーランスとアルバイトの大きな違いは5つあります。
- 雇用形態
- 仕事をする場所
- 働く時間
- 報酬形態
- 責任の重さ
これらを比較していくことで本当に自分に合った働き方を選ぶことが出来ます。
それでは詳しく見ていきましょう!
フリーランスとアルバイト違い①:契約形態
フリーランスの場合は、業務委託の契約を行います。
これはある仕事を行う対価として、報酬を支払うという契約です。
一方でアルバイトは、雇用契約を結びます。つまり、その企業もしくは職場の従業員となり、仕事しますということを約束する契約となります。
そのため、大きな違いとしてフリーランスは成果を約束するのに対し、アルバイトはその職場で働くことそのものを約束します。
フリーランスとアルバイト違い②:仕事をする場所
アルバイトの場合では、通常はコンビニなどの職場に常駐して働くことになるでしょう。
みなさんもアルバイトはやったことがあると思いますが、基本的に働く場所に行って仕事をするでしょう。
フリーランスにも、同様に企業に常駐する仕事がありますが、在宅で行える仕事も数多く存在します。
特に、クリエイター、エンジニア、ライターの方の仕事はインターネット上で案件や仕事が完結することが多いため、その傾向が強くなってきています。
フリーランスとアルバイト違い③:働く時間
大半のアルバイトの仕事はシフト制となっていて、働く時間をある程度決まっています。
そのためある程度の制約があります。
また、フリーランスでも企業常駐の場合では、同様にシフト制をとっている企業も多くあります。
しかし、在宅での仕事の場合はいつ働いてもOKなので、自分が働きたいと思う時間で自由に働くことが可能なのです。
- アルバイトはシフト制で変更があまりきかない
- フリーランスはいつ働いてもOK
フリーランスとアルバイト違い④:報酬形態
当然のことながら、大半のアルバイトは時給制であるため、1時間当たり何円かという考えで報酬が決まります。
反対にフリーランスは、契約or案件ごとに何円報酬を支払うのか決めることが出来ます。
このため、アルバイトでは時間=報酬となりますが、フリーランスでは仕事にどれだけの時間を掛けるかで時間あたりの報酬または時給が異なってくるのです。
つまり、フリーランスとしてスキルがある人は案件の単価も高くなるので時給制に縛られることなく、自由に仕事が出来るよね!
フリーランスとアルバイト違い⑤:責任の重さ
最後の大きな違いは責任の重さです。
アルバイトというものは「雇用契約」を結ぶので、雇用主である企業が従業員に対して責任を持つことになります。
つまり従業員であるアルバイトの人が万が一、怪我や大きなミスをしたとしても会社の雇用主が責任を負うことになります。
しかしながら、フリーランスは業務委託契約であるので、クライアントは一切の責任を負いません。
つまり、フリーランスの方が責任は重くのしかかって来ます。
基本的に経費はフリーランスが支払わなければいけませんし、業務中に発生した問題についても自分で解決しなければなりません。
フリーランスのメリット
では続いてフリーランスのメリットについて解説していきたいと思います。
メリットは大きく分けて2つあります。
- 努力した分だけ収入が増える
- 時間・場所にとらわれない
1つ目の「努力した分だけ収入が増える」は単純で、会社員で働くとその成果の一部は企業のものとなります。
しかし、フリーランスとなれば仲介手数料を取られることなく収入を増やせるのです。
吐出したスキルを持っている方はフリーランスになることをおすすめします!
2つ目の「時間・場所にとらわれない」は先ほども説明した通り、常駐することが無くなるので時間・場所にとらわれることが無くなります。
フリーランスのデメリット
フリーランスのデメリットも大きく分けて2つあります。
- 確定申告(会計処理)をしなければならない
- 責任が大きい
1つ目の確定申告についてですが、フリーランスは税金に関する会計処理も全部自分でやらなければなりません。
収入が多い場合は、税理士の方に任せるということも可能です。
しかしながら、それほど収入が多くない場合は、自分で処理したほうがコストも少なく済むことでしょう。
フリーランスは「経費」というものが使えるのでその分のリターンはかなりあるのではないでしょうか?
2つ目の責任については先ほど話したので割愛します。
こんな質問が来るかと思います。しかし答えはNOです。
詳しい理由についてはこちらの記事を参考にしてみてください!
アルバイトのメリット
続いて、みなさんも1度は経験のあるアルバイトのメリットについて解説していきます。
メリットは大きく分けて2つあります。
- スキルがなくてもすぐに働くことが出来る
- 収入の目処が立ちやすい
1つ1つ解説していきます。
スキルがなくてもすぐに働くことが出来る
アルバイトは、未経験からでもかなり簡単に入ることが出来るため、特殊なスキルがなくても働くことが出来るのが大きなメリットでしょう。
実績作りのためにアルバイトをするという考え方もありですね!
僕の場合はアルバイトではないものの、IT系のインターンをすることで実績と経験を積み重ねたよ!インターンは正社員よりも比較的簡単に入社出来るのでかなりおすすめ!
アルバイトをすることで身につくスキルは少なからずあります。
収入の目処が立ちやすい
一旦アルバイトとして働き始めることが出来さえすれば、ある程度の期間は雇用され続けます。
そのため、収入の目安が立ちやすいのアルバイトのメリットです。
シフト制でもあるので自分が決めたい時間を予めしっかりと練っておけばお金の計算も楽でしょう。
一方でフリーランスの場合は、案件が完全に終了するまでは分かりません。
アルバイトのデメリット
続いて、アルバイトのデメリットについて解説していきます。
デメリットも大きく分けて2つあります。
フリーランスのメリットの反対と考えれば話が早いです。
- 努力してもあまり収入が増えない
- 仕事現場に行かなければならない=働くところが固定
1つ1つ解説していきます。
努力してもあまり収入が増えない
アルバイトは時給制で働くので、どれだけ頑張って成果を出したとしても時給は変わりませんし、働く時間を増やすのも限界があります。
そのため、それほどモチベーション(インセンティブ)には繋がらないのが欠点です。
いくら適当にしたとしても時給は同じことに違和感を感じる方もいるのではないでしょうか?
働くところが固定
アルバイトで働くには、基本的に職場に出勤しなければいけのがデメリットです。
つまり、アルバイト時間中は完全に自分の居場所が固定されます。
家族などをお持ちの方は、家事や育児などとの両立がより難しいと言えるでしょう。
また、地方によっては狙っているアルバイトがないということも多々あり好きな仕事が出来ないなんてことはザラにあります。
フリーランスとアルバイトの違いを理解しよう!掛け持ちで注意するポイント
フリーランスの弱点を補う手段として、アルバイトの掛け持ちは有効ですが注意すべき点もあるため、しっかりとこの機会に確認していきましょう。
大きく分けて2つあります。
- 拘束時間が増えすぎる
- 自分の体調を管理出来なくなる
1つ1つ解説していきます。
拘束時間が増えすぎる
フリーランスとアルバイトを掛け持ちすることで仕事を2つ以上行っているということにななります。
そのため、どうしても拘束時間が長くなりやすいです。
スケジュールが被らないよう自分で整理しなければいけないので、時間管理には気をつける必要があるのです。
またフリーランスの場合は、収入を上げるために空き時間にスキルアップの勉強をすることが多々あります。
当たり前ですがこの勉強時間には、報酬は発生しません。
アルバイトを掛け持ちしている場合、勉強時間にまでシフトを入れてしまうとどちらも捗らなくなってしまいます。
自分の体調を管理出来なくなる
もう1つは長時間労働になりがちなため、フリーランスとアルバイトの掛け持ちは体調管理に懸念点です。
アルバイトのみの場合は、1週間40時間、1日8時間という労働時間の上限が定められています。
また、6時間以上働くと休憩も入れることが決まっています。
しかしながら、フリーランスとアルバイトの掛け持ちをしている場合では、自分の力量次第で1日にいくらでも働けてしまいます。
労働時間の上限がないと、働きすぎで体調を崩すリスクが上がってしまいます。
その点で掛け持ちには時間&体調管理力が必要になってきます。
自分のメリットが大きいと思う方を選ぼう!
ここまで長々と話してきましたが、結論としてフリーランスとアルバイトは自分に対してメリットが大きい方を選びましょう。
自分が素直に「こっちの方がいい!」と感じるほうを選んだ方が後悔はしません!
- フリーランス:自分のスキルを使って、バリバリに働きたい方向け。スキルアップが楽しくて日々の勉強が苦ではないことが条件として挙げられます。
- アルバイト:ゆっくり自分のペースで、堅実に働きたい方向け。スキルがあまりないという方にも向いています。ある程度自信がついたらフリーランスになることも全然アリです。
フリーランスになるには?
フリーランスになるための特別な手続きはありません。
しかしおすすめの行動はあります。
フリーランスになるためにおすすめの行動はポートフォリオを作ることです!
自分のスキルや実績を多くの方に知ってもらい、案件の獲得に繋がる可能性が増えるからです。
本格的にフリーランスとして活動する前の時間に余裕のある時期に作ると良いでしょう。
ブログなどで集客していくのも1つのポートフォリオです。
また名刺を作り、人脈を広げることも非常に大事です。
他にも、SNSなどを積極的に活用し、友人や知人などにメールでフリーランスとして仕事を請け負っていることを拡散することも大切です。
フリーランスとアルバイトの違いを知ったならプログラミングがおすすめ
フリーランスとアルバイトの違いを知ったところでこんな疑問が出てくるでしょう。
フリーランスとしてコスパよく稼げるのは何?
答えはプログラミングを勉強してフリーランスエンジニアになることです。
フリーランスとしてのメリットを最大限に活かして活動出来るのがこの職業だからです。
自宅でも働けて、自由な勤務時間…将来は海外ノマドも夢じゃないでしょう。
まさにコスパ抜群!
詳しくことについてはこちらの記事を参考にしてみてください!
フリーランスとアルバイトの違いを理解して充実した日々を送ろう!
いかがだったでしょうか?
今回は「フリーランスとアルバイトの違いは5つ!メリット&デメリットを比較」というテーマでお伝えしました。
個人によって選ぶ基準は違うので一概には言えませんが、フリーランスのほうが現代的で今の時代にマッチしているでしょう。
掛け持ちで迷っている方も、なるべく勉強する時間をとってフルコミットしていくのがベストです。