フリーランスのお金の管理ってどうやってやればいいのかわからない…コツを教えて
どうやったら効率的にお金を稼ぐことが出来るのか知りたい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- フリーランスの上手なお金の管理方法
- 上手にお金を貯める方法
- お金を稼ぐ流れとその受け取り方
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは見ていきましょう。
フリーランスの上手なお金の管理方法
最初は当たり前に知っておきたい「経理業務」のコツについてご紹介していきます。
この経理業務が結果的にフリーランスの上手なお金の管理方法に繋がっていくのです。
これから説明することをしっかりと覚えておくと、いざその管理をやらなければならなくなった時に深く理解する速度が格段に上がります。
- 大まかな経理の流れを理解して会計ソフトを使用しよう
- 青色申告はお得なものだと考えよう
- 経費について理解しよう
- 時給換算して仕事の価値を見直そう
- 「業務委託契約書」を用意しよう
- 法人化するための売上の目安を知ろう
以上の6つです。
大まかな経理の流れを理解して会計ソフトを使用しよう
会計ソフトが業務を円滑にするとはいえ、全て自動的になんでもやってくれるわけではないことを覚えておきましょう。
つまり、経理に関する入門書などを購入し、最低限基本的な専門用語などは理解しておく必要があるのです。
大まかな経理の流れを理解して会計ソフトを使うことをおすすめします。
青色申告はお得なものだと考えよう
皆さんはこの青色申告を面倒なものだと考えてはいませんか?
細かい経理業務に慣れていない方であればなおさらでしょう。
実はこの申請はかなりお得なものなのです!
「損失を3年間繰り越せる」などの制度があり、白色申告よりも結果的に「お得」になる場合が多いのです。
経費について理解しよう
経費という言葉は一度は聞いたことがあると思います。
そこで経費が使える範囲を理解しておくことが重要です。
「パソコンやスマートフォンなどを買った場合、どこまでが経費になるのか?」といったことです。
基本的に「収入を得るために利用したお金」は全て経費と考えても大丈夫でしょう。
しかし、衣類や食べ物など仕事に利用するとはいえ「必ずしも使わなくて良いもの」は経費にならないため注意が必要です。
時給換算して仕事の価値を見直そう
フリーランスは仕事の価値そのものが所得に直結してきます。
時には、クライアントに単価を低く見積もられることも多々あります。
そうならないためにも、自分の業務を時間単位で割るとどれくらいの価値になるのかをしっかりと理解しておくことが重要です。
「業務委託契約書」を用意しよう
フリーランスが仕事を得る時に、必ず発生するのが「業務委託契約書」です。
当然ながら、クライアントごとに業務委託契約書は発行されるため、条件は変わってきます。
そのため読み間違えが思わぬ損失を招く可能性があるのです!
取引している会社、クライアントごとに予めしっかりと読んでおく必要があります。
法人化するための売上の目安を知ろう
フリーランスとして収入が増え続けているのであれば、法人化も視野に入れておく必要があります。
理由としては、一人だけでは業務が回らず誰かを雇う必要性が出てきたケースや、税金対策などがあるからです。
法人化の目安としては、課税所得が695万円を超過したとき税率が23%になるので、約700万円から法人化を考える方が多いとされています。
フリーランスとしてより効率的にお金を貯める方法
続いてはフリーランスとしてより効率的にお金を貯める方法を見ていきます。
先程までは業務関係の内容でしたが、誰でも出来る心得を2つご紹介します!
以下の通りです。
- 仕事とプライベートのお金の管理を分けよう
- 家計簿をつけて出ていくお金を把握しよう
仕事とプライベートのお金の管理を分けよう
これが一番重要かもしれません。
仕事とプライベートの2面性を持つフリーランス。
買い物の際にプライベート用と仕事用が混合してしまいがちなのは、会社に従事している方との大きな違いでしょう。
支払いの際に一緒に精算してしまえば、正確にお金を管理することが難しくなるため仕事とプライベートのお金をきっちり分けることをおすすめします。
家計簿をつけて出ていくお金を把握しよう
家計管理で活躍する便利ツールといえば家計簿。
支出を項目ごとに分けて記入し、収入から支出を引くことで家計の状況を把握できるため、活用している方も少なくないはずです。
出ていくお金を家計簿をつけることでお金の出口と入口に加え、自分が使っているカテゴリが分かるので効率的に貯めることに繋がりますよ!
家計簿をつけることで自動でカテゴリ分けもしてくれるものもあります。
フリーランスでお金を稼ぐ流れとその受け取り方
フリーランスでお金を稼ぐ流れは大きく3つに分かれます。
- 営業で案件獲得
- 案件の作業
- 納品
案件獲得の方法は業種にもよりますが、初心者エンジニアの場合はクラウドソーシングなどのネット上で受注する場合が多いです。
営業について詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
また、納品してクライアントから合格をもらったらお金を受け取るという形が非常に多いです。
クラウドソーシングなどを利用する場合、一時的に案件のお金はそのサイトに集めて信頼性を担保します。
つまり、フリーランスの人たちはクラウドソーシングで案件を受注してこなした場合口座にクラウドソーシングサイトから振り込まれることになります。
※直営業の場合はクライアント側から直接受け取る形になるでしょう。
フリーランスのお金の知識を高めて独立しよう!
いかがでしょうか?
今回は「【決定版】フリーランスなら知っておきたいお金のコト!知らなきゃ損」というテーマでお伝えしました。
フリーランスになるからにはお金の知識を高めていき、自分で申請もしていかなければなりません。
やることも増えますが、その分帰ってくるリターンが大きいのも特徴的。
是非フリーランスになって高収入を目指しましょう!