PHPをどうやって学んだらいいかわからない…教えてほしい!
PHPが学べるおすすめ勉強サイトが知りたい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- そもそもPHPとは何か
- PHPの効率的な勉強方法・仕方
- PHPが学べるおすすめ勉強サイト6選
- 【独学者必見】PHPの勉強時間はどのくらいかかるのか
- PHPの勉強でおさえておくべきポイント・コツ
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
今回はPHPについて、PHPとはなにかという基本的なところから勉強する場合のポイントなどをご紹介いたします。
それでは早速見ていきましょう。
PHPとは?勉強する前に知っておこう
プログラミング言語の中でPHPという言語があります。
PHPはウェブ画面の開発によく使用され、広く使われているオープンソースの汎用スクリプト言語となっています。
PHPでは以下の2つのことができます。
- HTMLに埋め込むことができ、動的にHTMLファイルを作成できる
- データベースに接続してデータの登録、取得、削除ができる
より詳しく解説します。
HTMLに埋め込むことができ、動的にHTMLファイルを作成できる
PHPはHTMLに埋め込みをして使用することができます。
また画面開発にPHPを使用すると動的な画面にすることができます。
そのため、HTMLがわかるとより簡単かつスピーディーに作業ができるため、馴染みやすいというのも魅力の1つです。
データベースに接続してデータの登録、取得、削除ができる
PHPの役割としては、クライアントとサーバーとのやり取りを行ってくれます。
例えば、ある人がウェブサイトにアクセスします。
そこでお問い合わせメールをするとします。
名前やメールアドレス、お問い合わせ内容などの情報を入力し、送信をします。
そうすると、送ったデータはサーバーへと送られ、データベースなどに保存されます。
このときにデータをサーバーへ送る役目を果たしてくれます。
さらに、PHPには以下のような特徴があるためプログラミング言語の中でも幅広く使われています。
- 他言語よりも比較的文法が覚えやすい
- データベースとの連携が簡単
- WEBアプリの開発に特化している
順番に解説します。
他言語よりも比較的文法が覚えやすい
PHPは歴史が古いため、比較的簡単な構文となっています。
WEB開発ができる言語としてJAVAがありますが、JAVAと比較しても習得が容易です。
例えばJAVAで登場するクラスの概念がないことは簡単だといわれる要素の1つです。
データベースとの連携が簡単
PHPはデータベースとの連携が簡単です。
ただし、データベースの仕組みやできることを知っておかなければなりませんので、最低限以下のことを学習してください。
- データベースへの接続
- データベースへデータを追加する
- データベースからデータを取得する
- データベースのデータを変更する
- データベースからデータを削除する
WEBアプリの開発に特化している
PHPはWEBアプリの開発に特化しています。
PHPは標準関数が豊富です。
例えばファイル操作や認証系など、WEBサイトやWEBアプリの開発に役立つ関数が備わっているのです。
PHPを使用しているサイトとして有名なのが、「wordpress」です。
wordpressは現在CMS(コンテンツ管理システム)として世界中で使用されています。
プラグインによる拡張ができ、さらにPHPを使用することでより拡張することができるのです。
ほとんどのWEB制作会社はwordpressを使用しているため、PHPを学んでおけばWEB制作会社に務めたとしても安心できます。
PHPの効率的な勉強方法・仕方6選!独学者・初心者必見
PHPの効率的な勉強方法・仕方について6つ紹介いたします。
まとめると以下のとおりです。
- 本で基礎を確認する
- 動画サイトを使用する
- 本を見ながら基礎開発を行う
- PHPの問題サイトで問題を解く
- 作りたい画面開発を行う
- プログラミングスクールへ通う
順番に解説します。
1. 本で基礎を確認する
本などの書籍でPHPを勉強することができます。
PHPは25年の歴史があり、書籍もたくさん出版されています。
「よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】」がおすすめ
おすすめの本は「よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】」。
非常にわかりやすく、実際にコードを書いていた時は重宝しました。
2. 動画サイトを使用する
動画サイトを利用して学習することもできます。
Udemyというサイトは様々なジャンルを学ぶことができますので、PHPのみならずHTML、CSSなど画面開発において必要な知識を習得することができます。
おすすめの動画サイトは、先ほどのUdemyですが、YouTubeやドットインストールなどの無料で視聴できる動画サイトもおすすめです。
ただより深く、体系的に学ぶのであれば絶対にUdemyをおすすめします。
かなりのインプットができるはずです。
3. 本を見ながら基礎開発を行う
書籍の中には、チュートリアルのような基礎開発を一連の流れで記載しているものもあります。
そういった本での学習をすると、環境構築から開発までの流れを理解することができます。
また実際に手を動かすので、より学習できるのではないかと思います。
「独習PHP 第3版」がおすすめ
PHPプログラミングを、一歩踏み込んで学びたい中級者向けの本になります。
基本構文からクラスやDB連携、セキュリティ対策までかなり詳細に解説されています。
4. PHPの問題サイトで問題を解く
Paizaなどのプログラミングの問題を解くサイトで学習すると、実際に自分がどこで躓くのかがわかります。
さらにパイザではその問題の挑戦者のなかでの順位も出されるためモチベーションにもつながります。
おすすめの学習サイトが知りたい方は「【2021年最新版】プログラミングのおすすめ学習サイトランキング9選」の記事をチェック!
5. 作りたい画面開発を行う
自分が作りたいものがある方は実際に画面の開発を行ってみましょう。
作りたいものがない場合は企業のホームページなど動的なサイトを真似して作成してみることをおすすめします。
それでも作りたいものがない場合は「プログラミングで作りたいものがない?4つの効果的な解決方法を解説」の記事をチェック!
6. プログラミングスクールへ通う
独学で学べない方は、PHPを学べるプログラミングスクールへいってみましょう。
これが今までの中で一番おすすめです。
理由としてはやはり独学だと挫折してしまう方がほとんどです。
それで余計な時間を費やすよりはプログラミングスクールに行ってPHPを学ぶのが賢明だと思います。
PHPを学べるプログラミングスクールは以下の6つになっています。
詳細はリンクをクリックすると記事に飛びます。
TechAcademyが中でもおすすめ
中でもおすすめは「TechAcademy [テックアカデミー]」です。
最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールとなっています。
どこかに通う必要なく、自宅でもプログラミングやアプリ開発、Webサイト開発、ITスキルを学ぶことができます。
他のプログラミングスクールよりも圧倒的に安く受講でき、学割も付いているので迷っている方はすぐに申し込みましょう。
PHPの勉強時間はどのくらい?独学する方は必見
PHPで画面の開発ができるようになるまで、どれくらいの勉強が必要かというと以下のようになります。
- HTML/CSSの理解→1日
- HTML/CSSの実装→半月
- PHPの概要の理解 → 1日
- PHP開発環境の構築 → 3日
- 基礎的なPHPプログラムの作成 → 半月
- データベースを使用したプログラムの作成→ 半月
画面開発ということでPHP以外にもHTML、CSSの勉強時間も含めてみました。
参考にしていただいて、勉強してみてください。
そのため、合計半年以上はかかるということですね。
効率的にPHPを学びたいのであれば、絶対プログラミングスクールに行くべきです。
PHPの勉強でおさえておくべきポイント・コツ
PHPの勉強においておさえておくべきポイントやコツを紹介いたします。
PHPを初めて勉強する際は、以下のステップを踏んで習得することをおすすめいたします。
まとめると以下のとおりです。
- PHPとは何かを知り、HTMLやCSSとの違いを理解する
- HTML、CSSをかけるようにする
- PHPの基礎的な構文をかけるようにする
- 実際に画面の開発を行う
順番に解説します。
ステップ1. PHPとは何かを知り、HTML/CSSとの違いを理解する
まずはPHPがどういうものなのかを理解しましょう。
本記事の冒頭で述べたことが理解できれば、HTML、CSSとの違いも理解できると思います。
どちらも完璧にマスターしたいという方は「Webプログラミングで覚えておくべき7つのこととは?【初心者必見】」の記事をチェック!
ステップ2. HTML/CSSをかけるようにする
HTML、CSSが理解できるようになったら実際にコードを書いてみましょう。
HTML、CSSは画面の表示する部分であるため割と重要な役割をしてくれます。
ステップ3. PHPの基礎的な構文をかけるようにする
PHPの基礎構文をかけるようになりましょう。
基礎構文というのは、以下のような構文です。
- 変数
- 配列
- 繰り返し
- 条件分岐
- 関数
これらをすべてPHPにてかけるようになれば、実際の開発においてもロジックを考えることができるようになります。
ステップ4. 実際に画面の開発を行う
ステップ3で基礎的な構文がかけるようになりましたので、実際にPHPとHTML/CSSを合わせた画面の開発を行ってみましょう。
正直、ここのステップが一番難しいかと思います。
初めてPHPでサイトやサービスを作るわけですから、できないのは当然です。
しかしここを乗り切れば、PHPの知識は圧倒的に付くはずです。
また上記でご紹介したスクールに頼るのも一つの手段です。
PHPの勉強の順番をおさえて効率的に学習しよう!
いかがだったでしょうか?
今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- PHPはウェブ画面の開発によく使用され、広く使われているオープンソースの汎用スクリプト言語
- 本や動画サイトを使って勉強する場合、約1年半時間がかかるとみていい
- 独学で学べない方は、PHPを学べるプログラミングスクールへ即座に行くのがおすすめ
PHPを学習するにあたりどのように学習したらいいのか、ポイントはなにかを理解できたのではないでしょうか。
是非PHPの勉強の順番をおさえて効率的に学習していきましょう!