AIを学びたいんだけど、あまり知識がないから教えてほしい!
AIが学べるおすすめのスクールや学習方法が知りたい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- そもそもAIとは何か
- AIで使われているプログラミング言語
- AIプログラミングでできること
- AIプログラミングの効率的な学習方法
- おすすめスクール3選
- AIがプログラミングに対して与える影響
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
プログラミングで作れるAIとは?【初心者必見】
結論、AIとは人工知能のことで、機械学習やディープラーニングなどの技術によるものです。
AIつまり、機械学習は基本的には3つの種類が存在します。
- 教師あり学習
- 教師なし学習
- 強化学習
教師あり学習のほうがより専門的で、より深い学習をしているのでAIの精度も高いのが特徴です。
AIで使われているプログラミング言語の多くはPython
AIプログラミングで使われている言語は、Pythonが大半です。
Pythonでは、最先端の技術開発が進んでいるため、Pythonで実装することが多いのです。
ただ、処理速度を求められる場合はC言語やC++が利用されることがあります。
基本的にAIを勉強したい場合は、Pythonを使うということを覚えておけばOKだね
AIプログラミングでできること
実はAIプログラミングでできることはたくさんあります。
代表的なもので言うと以下の通りです。
- 回帰分析
- 画像解析
- 自然言語処理
回帰分析
回帰分析とは、統計学の用語でこれまでに与えられたデータから、将来のデータを予測する分析方法のこと。
AI以前にも回帰分析は可能でしたが、AIを利用することでより精度の高いデータ分析が可能になっています。
回帰分析に使えるようになると以下のようなことができるようになります。
- 仮想通貨の価格予測
- 株価予測
- 書籍の自動分類
- 競馬予測
画像解析
画像解析はAIが進歩することによって、精度がかなり向上した分野の1つとされています。
ディープラーニングを活用することで、画像の画質を向上させたり、新しい画像を生成したりすることも可能です。
- 自動運転技術
- メルカリ:写真を撮るだけで商品予測
意外にも身近にあるサービスでもすでに使われています。
自然言語処理
自然言語処理とは、人間が発する言葉を扱う分野です。
Pythonの登場によって利用できる言語データが増え、AIに学習させることができるようになりました。
これにより、高い精度で処理することが可能になっています。
代表的なもので言うと以下のサービスがあります。
- Siri
- LINEのチャットボット
AIプログラミングの効率的な学習方法【入門】
ここではAIプログラミングの効率的な学習方法・ロードマップをご紹介します。
勉強の手順は以下の通りです。
1. 基礎を身につける
AIプログラミングをするためには、何よりもプログラミングの基礎を身につける必要があります。
ここではPythonを使う前提で話をすすめていきます。
Pythonはクラスや関数、構文といった基本的な部分を学んでおくことが重要です。
またPythonのモジュールやパッケージといった考え方にも慣れておきましょう。
モジュールやパッケージというのは、第三者が作ったプログラムを利用するためのもので、AIプログラミングにおいて必須のツールです。
2. 数学力を鍛える
AIには統計の概念があるので、数学が欠かせません。
基本的な統計学の基礎を固めることによって、AIプログラミングの理解度や吸収速度に明らかな違いが出てくるでしょう。(レベル感にもよりますが)
AIプログラミングに求められる数学は、線形代数&微分積分の分野になります。
数式を使うと何が達成されるのかを意識して学習していくことによって、自然と理解が進んでいくはずです。
3. AIの中で何を特に勉強したいのか決める
プログラミングと数学の基礎を固めたら、ついにAIについての学習に入ります。
AIには複数種類あるので、どれを学ぶべきか迷うはずです。
そんな際は、自身の解決したい課題や周りの需要を基準に選ぶのがおすすめです。
- 画像を分析したい場合:ディープラーニング
- ドローンを制御したい場合:群知能
- 特に思い当たらない:ニューラルネットワーク(ディープラーニング)…etc.
作りたいものが無いという方は「プログラミングで作りたいものがない?4つの効果的な解決方法を解説」の記事をチェック!
4. 自作で分析・アプリ作成
AIプログラミングがある程度理解してきたら、自分でオリジナルアプリ作成や分析を行いましょう。
初心者を抜け出す方法は、自分で試行錯誤しながらオリジナル作品を作ることにあります。
これまで以上に実践的な学びや気づきを得ることができます。
また自分で作ったものは、周りの人に周知しましょう。
5. プログラミングスクールに通う
正直自分オリジナルのアプリを作成しないまま、プログラミングスクールに通うのもありですが、STEP.4をクリアした方が無難です。
独学だけだど、お金を稼ぐというレベルまでには正直厳しいです。
そのためスクールに通って一気にレベルアップすることをおすすめします。以下でおすすめをご紹介します。
※また本で勉強するのもおすすめです。
詳しくは「Pythonのおすすめ学習サイト6選!効率的な学習方法を解説【入門】」の記事をチェック!
AIプログラミングを学ぶなら知っておきたいおすすめスクール3選
ここではAIプログラミングを学ぶなら知っておきたいおすすめスクールを3つご紹介します。
まとめると以下の通り。
- DIVE INTO CODE
- TechAcademy
- TECH::CAMP
1つ1つ解説していきます。
1. ゴールに合わせた独自のカリキュラム「DIVE INTO CODE」
DIVE INTO CODEは、受講者の目指すゴールに合わせてカリキュラムが準備されています。
機械学習エンジニアとして転職することがゴールの場合であれば、実務で必要なスキルを4カ月かけて学習可能。
学習スタイルはオンラインも選択できます。
その上、スクールを卒業したあとでも使用したプログラミング教材を閲覧できます。
実務に就いてからでも学習は続けられると同時に、仕事でも使えます。
より詳しく知りたい方は「DIVE INTO CODEの評判は?コースから料金まで解説【2021年度最新】」の記事をチェック!
2. オンライン型プログラミングスクールの受講生者数No.1「TechAcademy」
TechAcademy(テックアカデミー)は、オンライン完結型のプログラミングスクールになります。
マンツーマン指導を受けられるので、疑問に感じたことはすぐに質問して解決できます。
これは実体験でもありますが、すぐに質問できる環境は学習スピードが桁違いに上がります。
メンターのサポートは平日・休日に関わらず受けられるというのも魅力。
それに加え、AIに関わるコースが豊富に準備されており、必要な知識・スキルを学習できます。
転職サポートも行っていて、仮に転職できない場合は受講費を全額返金してもらえるコースも存在します。
より詳しく知りたい方は「テックアカデミー(TechAcademy)の評判は?特徴から料金まで」の記事をチェック!
3. 累計受講者数16,000 人以上のプログラミングスクール「TECH::CAMP」
転職やキャリアアップを目指す方が多く受講するプログラミングスクールになります。
対面式で講師とのマンツーマン指導を受けられる他、自宅にいる際もオンラインで質問に対応しています。
全くの初心者・未経験からでも学習を始められるよう、「AIコース」も提供されています。
それに加えレッスン開始後、1週間以内であれば全額返金制度も設けています。
より詳しく知りたい方は「テックキャンプの評判は?料金からコースまで徹底解説【2020年最新】」の記事をチェック!
AIプログラミングは難しいのか
結論、専門にする範囲によります。
高度な分野になると当然難しくなるため、一概に簡単とは言い切れません。
前述の通り、AIをプログラミングするためには、基本的なプログラミング技術から統計学の知識まで幅広い知識が必要です。
そのためここで重要なポイントは、どの程度までカバーをするかを明確にすることです。
仕事にするまでの知識を得るなら、間違いなくプログラミングスクールがおすすめ。
Pythonが身に付くは学習時間
色々言われていますが結論、Pythonが身につく学習時間は、200時間~300時間です。
これはPythonの基礎を習得し、簡単なアプリケーションを作れるようになるまでの時間のことを表します。
また個人差はあるので、参考程度に見ていただければと思います。
Pythonは学習が遅い人でも「500時間」程度あれば習得できる言語ともされています。
しかし、人工知能などを高度なものを作るには他のプログラミング言語と同じ様に「何千時間」と掛かるので、注意が必要です。
AIがプログラミングに対して与える影響
AIがプログラミングに対して与える影響として代表的なのが、仕事の面です。
AIによってプログラマーの仕事はなくなると言われていますが、結論AIによってプログラマーの仕事がなくなる可能性はゼロではありません。
AIの台頭によって、2045年にはAIの能力が人類の能力を超える「シンギュラリティ」が起こるとされています。
事実、今ではコーディングを自動化するサービスがリリースされており、今後より進歩していくはずです。
※2020年11月現在。
そのため、設計書通りのコーディングを行うだけのプログラマーは必要がなくなってくるはず。
つまりこれまで以上に、生産性の高いプログラマーの需要が高まることも考えられます。
クリエイティブな仕事が増える
またAIの発達によって論理的思考やクリエイティブな判断が必要なことに関わるプログラマーやシステムエンジニアは、活躍の幅が広まることも予測されます。
これも同様にAIではこなせない仕事だからです。
AI開発を行うAIエンジニアの需要は高まる
これはAIが発達していくので、当然ながらAI開発を行うAIエンジニアの需要は高まります。
GitHubの「The State of the Octoverse」を参照してみると、2019年にPythonのリポジトリ投稿者数がJavaを抜いて2位にランクインしています。
そのため、仮に仕事がなくなることを不安に感じるのであれば、AIを活用するために欠かせない「AIエンジニア」を目指すのもおすすめです。
AIプログラミングの知識をスクールや独学で高めよう!
いかがだったでしょうか?
「AIはプログラミングで作れる!言語からおすすめのスクールまで【入門】」というテーマでお伝えしました。
AIはプログラミングによって作られており、その大半はPythonという言語でできています。
現在でもメルカリや自動運転に使われており、今後より需要が高くなると予想されています。
是非将来性のあるAIエンジニアを目指して、今回ご紹介したプログラミングスクールを通ってみることをおすすめします。
そしてAIプログラミングの知識をスクールや独学で高めましょう。