プログラミングをしておけば起業する時に役に立つのかな…?
プログラミングをする上で気をつけておいた方が良い点ってどんなだろう?
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- プログラミングが起業に向いている理由
- 起業するのにおすすめのタイプ・必要レベル
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
プログラミングの本質である作りたいモノがあるから起業する
みなさんが忘れがちなものは、このプログラミングを勉強する本質です。
つまり、作りたいものがあってプログラミングを学ぶということです。
そして、作りたいモノがあるからこそ起業するというわけです。
そうすれば自然と、学ぶべきプログラミング言語もわかってきます。
まだプログラミング言語に迷っているという方はこちらの記事は必読です。
プログラミングが起業に向いている5つの理由
まず最初にプログラミングが起業に向いている5つの理由について解説します。
理由は以下の通りです。
- 論理的な思考が高められるから
- 確固たる自信につながるから
- 今はネット時代だから
- 工程ごとに分けたプログラミングは時代遅れだから
- プログラマがいなければ価値を生み出せないから
一つ一つ解説していきます。
1. 論理的な思考が高められるから
プログラミングを学習するのに相性のよい考え方の1つに、論理的な思考があります。
いわゆる複雑系に対処する時の考え方です。
そもそも難易度の高いプログラミングには、研究開発的な発想が必要な場面が多く存在します。
そして反復的に試行錯誤して失敗を積み重ねて成功するまで諦めない姿勢も大切です。
その進捗は極めて大事なものになります。
それでも、粘り強く成功するまで諦めない姿勢をもって課題解決を重ねたプログラミング学習者は、その事業が成功するまで諦めない姿勢をもつ起業家の姿勢と極めて似ています。
また、ロジック立てて考える思考も大切です。
起業をすれば確実に論理的な考えが必要になってきます。
今のうちに、プログラミングを学習してそのような思考になれておくことがかなり重要です。
2. 確固たる自信につながるから
よくプログラミングは難しいと言われます。
実際は、論理的に考えればシンプルであり、あまり難しくありません。
しかしプログラミングの学習に終わりはないため、正解がないとも同じです。
作りたいものをより良くするためにプログラミングのコードを書いていきます。
また、初学者からある程度のプログラマーになるためには努力が必要不可欠です。
そのような頑張ってきた軌跡や努力が絶対に生きてきます。
新しく挑戦して身につけたものは必ず起業する際に役に立ちます。
3. 今はネット時代であるため
皆さんは、電車に乗っている時何を見ていますか?そう。スマホです。
10年前までは電車の中でみなさんがスマホをいじっている姿を想像できましたか?
現代は、ネットによるインフラが整備されどこでもいつでも殆どのことが出来るようになりました。
このようになってくるとこれからはネットによるサービスが凄まじいスピードで加速化していきます。
つまり、需要が増える中で僕たちプログラマーの供給が減っていきます。
これは起業する際にもきっと繋がってきます。
それだけネットに関する事業に対して波に乗りやすいのです。
4. 工程ごとに分けたプログラミングは時代遅れだから
日本ではシステムを外注する文化があります。
日本では「SIer」を筆頭とする、システム開発を外注する文化がかなりあります。
一方のアメリカでは、特に自社サービスを手掛ける事業会社は、システム開発を外注せず内製しています。
※内製とは外部にお任せすること。
システム開発を内製するかしないかは、経営的な判断によるところが大きいです。
「開発対象となるシステムが経営的な印象をどれほどもっているか?」という点です。
例を上げてみましょう。
GooleやFacebookのように、自社が提供するサービスがシステムそのものという場合は、経営のコアコンピタンスは検索システムやSNSであるため、このシステムを外注するという経営判断はあり得ないものとなります。
コア・コンピタンス (Core competence)とは、ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。
引用:カオナビ
5. プログラマがいなければ価値を生み出せないから
起業の本質として、何かを生み出してそれを対価としてお金をもらいます。
しかし、その価値を生み出すことができなければ何もできません。
つまり、起業の妨げになります。
アイデアがいくつあっても、手を動かすプログラマーすることができなければ、そのアイデアは絵に描いた餅をたくさんもった、ただの人でしかありません。
つまり、アイデアが豊富だけどプログラマーの人脈をもたないディレクターと、アイデアはそれほど豊富でなくても新しいサービスを作る情熱をもったプログラマのどちらが新しいサービスを生み出せる距離が近いでしょうか。
これは一目瞭然です。
その意味で、人を顎で使う必要があるディレクターと自分で手を動かせるプログラマでは、プログラマの方がサービスを作り出し起業しやすいです。
また、前述のとおり外注文化では本当に良い価値を生み出すのは難しいと言えます。
プログラミング学習者の起業家が増加している
実際にプログラミング学習者の起業が増えてきているという事実です。
当然ながら、プログラマー全員が色々な制約条件を外して考えるということは現実的ではありません。
- プログラマーとして生涯ずっとコードを書いて生活する
- プログラマーとして社会に貢献する
- プログラマー出身の起業家になって社会貢献する…etc.
正解はないので、なにか具体的なイメージをみずからの中にもっておくことが必要です。
この理由として一番大きいのは、やはりITの業界の市場拡大です。
起業家はその波に乗りやすいのです。
起業をするためのおすすめの言語
起業をするためのおすすめの言語としては結論、作りたいサービスによって異なります。
webサービスを作りたいのであれば、HTML CSSやjQuery、Java Scriptなどです。
AIエンジニアを目指していきたいのであれば、Pythonです。
それぞれの目標にあったプログラミング言語をしてみるのがおすすめです。
しかし、今現在稼げる言語は、「HTML CSS」を使ったWEB制作です。
起業しようとは考えているけれど、何も決まっていないという方であればこの言語がおすすめです。
初学者でも簡単ですし、手につけやすいです。是非挑戦してみてください。
プログラミングで起業する3つのタイプ
ではプログラミングで起業するにはどのようなタイプがあるのでしょうか?
大きくわけて3つあります。まとめると以下の通り。
- 受託プログラマー
- 発信者(インフルエンサー)
- 自社サービス
1つ1つ解説します。
1. 受託プログラマー
プログラミングの起業で王道な業種は「受託プログラマー」です。
これは個人事業主として起業する方法になります。
これはリモートで個人で請け負って作るケースもあれば、企業に常駐して作るケースもあります。
しかしながらこのタイプの起業は、プログラミングのレベルがかなり高くないと実現性が低くなります。
目安としては企業に就職して、フルタイムで3年ほど勤めて得られるレベル。
スクールを卒業して、すぐに受託プログラマーとして起業は不可能に近いでしょう。
2. 発信者(インフルエンサー)
2つ目は発信者(インフルエンサー)です。
これは、自分のWebサイト(ブログ・ツイッター・インスグラム)を運営しながら、そのノウハウやライフスタイルを発信して個人事業主として起業する方法になります。
このブログ(プロハック)も一応webサイトを活用した営業というわけですね。
発信媒体は「SNS」「ブログ」「YouTube」など様々です。
この方法はかなり実現性が高く、参入コストも低いのでおすすめ。
3. 自社サービス
自分の会社サービスを立ち上げて事業を行なう起業方法になります。
多くの方が思う「プログラミングでの起業」のイメージがこのタイプでしょう。
自分の会社サービスを立ち上げて起業するタイプの場合は、一番企画力が大切です。
まず企画を立てて、どのようなUX(ユーザ体験)が得られるのか、そのためにはどの技術が必要なのかなど、ユーザー視点で考えていく必要があります。
この方法はやり方にもよりますが、プログラミングをして培ったロジック的な思考が試される時でしょう。
将来的に起業を考えている方はプログラミング学習がおすすめ
いかがだったでしょうか?
「プログラミングが起業に向いている理由と必要レベルを徹底解説【決定版】」というテーマでお伝えしました。
起業するためにプログラミングが向いている5つの理由は以下の通りです。
- 論理的な思考が高められる
- 確固たる自信につながる
- 近年はネット時代
- 工程ごとに分けたプログラミングは時代遅れ
- プログラマがいなければ価値を生み出せない
また起業の業種としては、インフルエンサーになるか、自社サービスをもつか、受託開発するかの3つに大きくわけれれるでしょう。
是非この記事を参考にしながら、プログラミングを生かした起業を目指しましょう。
プログラミングを学ぶのであればやはりスクールが一番効率が良いでしょう。(※実体験)
おすすめスクールは以下の記事を参考にしてみてください