アプリ開発をしたいんだけど、プログラミング言語は何を使えばいいの?
アプリ開発をしたい方向けの学習方法が知りたい!
今回はこういった疑問にお答えしていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
- そもそもアプリ開発とは何か
- アプリ開発のメリット
- アプリ開発のためのプログラミング言語
- アプリ開発のための効率的な学習方法
- おすすめ教育・スクール
プログラミング経験のある柏倉元太(@genta_oaks)が監修。プログラミングを始めて約5年。Web系フリーランスとしての経験がありながら、現在はWebマーケティング企業「株式会社オークス」の代表取締役。
それでは早速見ていきましょう。
そもそもアプリ開発とは?プログラミングの基礎をおさえよう
アプリ開発とはその名の通り、アプリケーションを開発することをいいます。
しかし「アプリ」という言葉を聞くと、日常生活ではスマホのアプリを想像する方が多いのではないでしょうか。
アプリには大きく3つの種類に分けられます。
まとめると以下のとおりです。
- WEBアプリ
- ネイティブアプリ
- ハイブリッドアプリ
順番に解説します。
ネイティブアプリ
よく耳にするスマートフォン向けのアプリというのは、ネイティブアプリのことをいいます。
ネイティブアプリは端末にアプリケーションをダウンロードして使います。そのためインターネット環境がないところでも使うことができます。
インターネット接続をしていない点で、操作はスムーズに行うこともできます。
また端末にアプリをインストールしているため、プッシュ通知や位置情報など端末自体の機能との連携も容易にできるメリットがあります。
WEBアプリ
WEBアプリとは、WEBブラウザを通して使用するアプリケーションソフトウェアのことです。
例えば「Gmail」や「Skype」などはWEBアプリに属します。
WEBアプリは、インターネットを介して閲覧する点でネイティブアプリとは異なり、インターネット環境がないところでは使えません。
さらにネイティブアプリと比べて操作もスムーズではありません。
WEBアプリのメリット
WEBアプリのいい点は、端末の容量を圧迫しないことや開発工数が少ないことです。
開発工数が少ない理由としては、ネイティブアプリとは異なり、OSに依存しない開発言語を使用するためです。
開発言語については下記の章で紹介いたします。
ハイブリットアプリ
ハイブリットアプリというのは、ネイティブアプリとWEBアプリの両方を使用したアプリケーションのことを言います。
よくあるハイブリットアプリは、枠をネイティブアプリで開発し、中身をWEBアプリで開発しています。
クックパッドが有名
ハイブリットアプリで最も有名なのが「クックパッド」です。
こちらもよくあるハイブリットアプリ同様に、外側をネイティブアプリで作成し、中身はWEBアプリをそのまま使用しています。
ハイブリットアプリはWEBアプリと同じように操作はあまりスムーズではありません。
しかしネイティブアプリよりも開発費用を抑えられるためコストは安くなっています。
3種類のアプリを紹介いたしました。
それぞれメリットやデメリットがあるため、よく理解して用途や要望にあったアプリを選ぶことをおすすめします。
プログラミングによるアプリ開発のメリット
アプリ開発をするメリットを紹介します。
- スキルが上がる
- 必要とされる人材になれる
- 利用者目線が身につく
順番に解説します。
スキルが上がる
プログラミングによるアプリ開発は圧倒的にスキルが上がります。
ゼロからアプリ開発をした場合、どういうアプリを作るかの企画や、サーバなどのインフラ知識、画面のデザインなど幅広く習得することができます。
必要とされる人材となれる
プログラミングによりアプリ開発ができると、必要とされる人材になれます。
特にネイティブアプリ〔スマホアプリ〕の開発は、近年スマホやタブレットの普及により必要とされやすいのです。
利用者目線が身につく
アプリ開発は利用者がどうやったら操作しやすくなるのか、どうしたら多くの利用者に使用してもらえるかを考えなくてはなりません。
そのため、自分でアプリの開発をするとそういった目線が身につきやすくなるのです。
アプリ開発のためのプログラミング言語
アプリ開発のためのプログラミング言語としては、その用途によって様々です。
より詳しく解説していきます。
ネイティブアプリの開発言語
ネイティブアプリはOSにより開発言語が異なります。アンドロイド用アプリとアップル用アプリで使用する言語が異なるのです。
アンドロイド用アプリを開発したい場合Javaを使用します。
Javaについてより詳しく知りたい方は「javaというプログラミング言語とは?基礎知識から練習方法まで」の記事をチェックしてみてください。
アップル用アプリを開発したい場合は、Swiftと呼ばれるアップル社独自の言語またはobjective-Cを使用します。
Swiftはobjective-Cを元にした言語です。
Swiftで書くメリットとしては、Swiftのほうが書くコードが短いところ点と書き方がJavaなどに似ている点です。
Javaについてより詳しく知りたい方は「swiftというプログラミング言語とは?初心者でもわかる【入門】」の記事をチェックしてみてください。
WEBアプリの開発言語
WEBアプリは比較的どんな言語でも開発することができます。
どういった言語で開発できるかを説明する前に、WEBアプリの仕組みについて説明いたします。
WEBアプリは、クライアントサイド、サーバーサイドという二種類に分かれた構成をしています。
クライアントサイド
クライアントサイドというのは、利用者から見える画面のことです。
クライアントサイドで使う言語は以下のとおりです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
HTML、CSSは画面のデザインができます。
JavaScriptは画面に動的な動きをつけることが可能です。例えば、画像をタップすると大きく表示されたり、マウスで触ると文字の色を変えたりすることができる機能です。
サーバーサイド
サーバーサイドというのは、サーバー上で動作しデータの処理を行う役割を担っています。
例えば、Java、PHP、Ruby、pythonなどがそれに当たります。
アプリ開発のための効率的に学習方法とは?【プログラミング初心者必見】
アプリ開発のための効率的に学習方法は、まず基礎を覚えることです。
これに尽きます。
実際に経験がありますが、基礎の部分を徹底して学習できたからこそ今があると思ってます!
プログラミングの基礎を学ぶには以下のステップがおすすめです。
- 文法を理解する
- 実際に書いてみる
- 実現したいことをやれる言語を選びひたすら開発する
1. 文法を理解する
プログラミングは、言語によって文法の書き方が異なります。
ただし、書いている内容は同じです。
そのため考え方を一度理解してしまえば、どんな言語でも書くことができると言われています。
2. 実際に書いてみる
文法を理解したら実際にプログラミング言語を使って書いてみましょう。
実際に書くことによって、インプットからアウトプットに変わります。
これによって覚えられることが一気に上がります。
能動的にではなく、受動的に学ぶことが重要なのです。
3. 実現したいことをやれる言語を選びひたすら開発する
実現したいサービスなどがあれば、言語を選びひたすら開発してみましょう。
これはより実践的な勉強方法になります。
本当のサービスを作ることによってかなり成長することができます。
実際に作らないとわからないことは山ほどあるので、サービスを作ることは非常に重要です。
より詳しいプログラミング学習方法が知りたい方は「プログラミングは独学で習得可能!未経験者におすすめの学習ステップ」の記事をチェックしてみてください。
アプリを作るプログラミングが学べるおすすめ教育・スクール2選
アプリ開発スキルを習得するには、プログラミングスクールをおすすめします。
書籍やインターネットを通じても学べることもありますが、根気よく集中力がある方でないと続かない方が多いので、効率性という面では正直あまりおすすめできません。
そこで今回はアプリ開発のプログラミングが学べるスクールを紹介いたします。
まとめると以下のとおりです。[
- テックアカデミー
- 侍エンジニア塾
順番に解説します。
1. コスパ高くWEBアプリケーションコースが受講できる「テックアカデミー」
テックアカデミーでは、WEBアプリケーションコースがあります。
WEBアプリケーションコースでは以下のスキルが身につきます。
- HTML/CSSの理解とコーディングスキル
- Bootstrapを利用した効率的なレイアウト
- Git/GitHubを利用したソースコードのバージョン管理
- Rubyの理解とプログラミングスキル
- Ruby on Railsの理解とオリジナルWebサービスの構築
様々な種類のカリキュラムも低価格で学べるのが大きな特徴です。
自宅でプログラミングを学ぶにも適しています。
2. 自分にあったカリキュラムが受講できる「侍エンジニア塾」
侍エンジニア塾では、アプリ開発専門のコースはなく、自分で組んだカリキュラムで受講することが可能です。
コースの種類は以下のとおりです。
- デビューコース
- エキスパートコース
- AIコース
- 転職コース
教材を元にした学習も他のスクールよりも少なく、自分で作りたいサービスに時間を割くことができるメリットがあります。
自分で開発したいアプリがある方は特におすすめのスクールです。
転職するなら「転職サイト【tenichi】」がおすすめ
株式会社天職市場が運営する転職サイト「tenichi」は、その名の通り一人ひとりにぴったりの「天職」を見つけるためのサービスです。
非常に多くの機能が揃っており、その中でも特に注目すべきは以下の3つの特徴です。
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- 「自分力」検索:自分が持っているスキルを選択し、それに合致する求人を検索するものです。性格的な特性である「ヒューマンスキル」や仕事を行う能力である「テクニカルスキル」から、最大3つまで選択可能です。この機能により、元々想定していなかった意外な求人と出会うことができます
IT転職エージェントについて詳しく知りたい方は、以下のサイトを参考にしてみてください。
IT転職エージェントおすすめランキング一覧!【プロ厳選】全25社の人気サイトを徹底比較【2023年10月】
アプリを本格的に作るならプログラミングスクールがおすすめ!
いかがだったでしょうか?
アプリ開発のためのプログラミング言語について学習方法も踏まえて解説しました!
今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- アプリ開発とは、3種類のアプリケーションをプログラミングで開発すること
- 学習方法としては基礎をとにかく行う
- アプリ開発を本格的にする場合はスクールがおすすめ
アプリにはどういう種類があるのかを理解できたと思います。
アプリの開発をしたいとなれば、プログラミングの基礎をおさえましょう。
基礎ができていれば、確実にスキルが上がります。
躓いた場合は是非プログラミングスクールを使ってみてください。
テックアカデミーであれば無料で学習できるので、是非利用しましょう!
また転職に関しては、転職メディアである「タレントスクエア」も是非参考にしてください。